梅雨小袖黄八丈 -4代目の初役- 2

平日の夕方は、3F-4Fは余裕があります。当日券の人や2幕目からのお客もちらほらいます。
開演10分前に、外国人女子が4名きました。いやな予感がしました。スタッフが英語で説明しま
したが、ほとんどきいてない。
・左の人がたびたび隣に話しかける。手元には字幕ガイド。2人で1台ずつレンタルしている。
・開演後もスマホを切らない。
・極めつけは、大家が新三の部屋を訪ねた時に席を立ったこと。前列がまるっとあいたので見やすくなりました。
彼女たちにしてみれば、魅力が薄い演目かとは思います。
・六法なし、お姫様も傾城もでない。お熊はかわいいが、出番が少ない。
・隈取りなし、立ち回りといっても刀でなく傘なのでジミ。
おとといきやがれ!

感想:
脇が豪華なので、紀尾井町がかすんだらまずいな、とは思いました。問題なかったけどね。
・加賀屋(結納を持ってくる人):仁左衛門
・後家:秀太郎
・鰹売り:菊五郎
・大家:左團次
・忠七:時蔵
・お熊:梅枝
鰹さばきも、見所のひとつです。菊五郎のイキな魚屋、なかなかよい。
まあ、一番楽しいのは新三VS長兵衛の 30両の攻防。鰹も30両に含まれていて、さらにおかくが「店賃2両」を取りに来たので取り分が減る。がっかりした所に「泥棒がはいった」でおかくが倒れる。
この大家、たいしたもんです。前科者の店子をやりこめる。
終盤は、さんざんバカにされた源七が仕返しにきます。
紀尾井町の新三、悪党の匂いプンプンです。亀寿の勝奴もよかった。年が近いコンビは珍しいが、興味深いです。
團蔵さん、元気になってよかったです。
黙阿弥の七五調は歯切れがよくて面白いです。