6/14 壺坂霊験記 &歌舞伎のみかた | Sleepless Town - in Tokyo-

6/14 壺坂霊験記 &歌舞伎のみかた

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13日に撮影した正面のスチール。



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團十郎さんが熊谷陣屋上演の年に植えた記念樹。今まで気づかずにいました。

・メトロ移動のため、正面から出入りしない。
・帰りは各方面へのバスが出るため、植木が隠れてしまう。

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今年も解説つきパンフレットをもらいました。

歌舞伎のみかた:坂東亀寿

亀寿さんは声がよく、お話がわかりやすいです。

舞台装置の説明後、女形の化粧のしかたのライブ説明をしました。その時に當史弥(としや)さんがスポンジを楽屋に忘れるというトラブル発生。亀寿さんはあわてることなく、「鬢付油」をスクリーンに映して説明しました。

顔ができると、着付け。お姫様の衣装をスタッフ2名がつけました。その後は鬘。

女形の姿勢をしながら歩く、というのを観客2名(外国人)が体験しました。2人とも日本語が上手で「超楽しかった」と。最後は3人で花道に移動しました。

壺坂霊験記

今年の新しい試みは、舞台の左右に字幕が設置されたことです。義太夫の語りが文字で表示されるので、何を語ってるかがわかります。

七つ(=4:00a.m)にお里が毎日外にでるので沢市が不審に思い問いただすと、「目がよくなるように山の上の観音様にお参りにいってる」とのこと。

浮気を疑ったことが情けなく、「一緒にお参りにいこう」とある日2人で観音様にいきました。しばらく断食するから、というのでお里はひとまず家に戻ります。その間、沢市が谷底へ投身自殺。山に戻ったお里が探すと、杖だけがおいてある。崖下に沢市の死体をみつけて落胆しました。
そして、後をおって身投げ。

ところが、その後に不思議なことが起きます。お里の貞操をほめた権現様が生き返らせた。

目をさめてお里びっくり。そして沢市の目が治ってます。
沢市「どちら様ですか」お里「女房のお里です」

これは権現様の御利益だ、と2人して拝みます。あとでそろってお参りにいこう。

登場人物は少ないし、驚くような仕掛けもありませんがほっこりするお話です。

昨年は週末も学生の団体をみかけましたが、今日は大人のグループがいて、若い方は少なかったです。

席も、3F8列から¥1500の設定で2F前段は空席が多かったです。(1Fはある程度埋まってた)


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孝太郎デスクに7月の松竹座のチラシがありました。

昼の部だけでも見たいが、日程と資金があわず・・・ 幕見という手もあるけどね。