夕凪の街 桜の国 | まこぶろぐ★実家

夕凪の街 桜の国

十年たったけど、
原爆を落とした人はわたしを見て、
「やった!また一人殺せた」
とちゃんと思うてくれとる?


兵器とはこうゆうものだと実感するセリフでした。


広島に住んどっても、自分の生まれる前の話は、実感としてあまり感じられることは少ないような気がする。
かすかに記憶に残る川沿いのバラックを思い出しました。



著者: こうの 史代
タイトル: 夕凪の街 桜の国



かこうかどうしようかと迷ったけど、せっかくの機会なのでかいてみます。
もうずいぶん前になるのですが、偶然にも放射能影響研究所で看護婦をしていらして、そこを定年退職したかたと知り合え、いろんな話を聞かせてもらえました。
その後とあるイベントのスタッフになり原爆について勉強する機会を得ました。
それから半年後、とあるチャットで友達になった人が偶然にも某原子力発電所で現地対策も含めた仕事をしていて、いろんなお話を聞かせてもらえました。
さらに、ドイツの原子力研究所で働く友達を持っていて、そこを何度も見学に行っていた人と友達になり、お話を聞かせていただけました。

それぞれの人の話を聞くたびに、いろいろ答えの出ないことを考えました。
平和運動といっても政治活動の色合いだったり、放影研で働くことのジレンマと、真実なのか捏造なのかの疑問や、毒だ、危険だといっても、電力消費量の30%を担う原発の存在理由など・・・

なんでこんなふうになっているのかな。
誰かがこうしたわけではなくて、自分も参加しているこの世界が選び取った現実だから、答えは出なくても、自分で考える問題なんだよね、と思ったのでした。