※You Tube動画の一部に東日本大震災の被災地の写真が
使われています。精神的に辛くなったりフラッシュバック
を起こしそうになったらすぐに視聴を止めてください🙇
もしくは音のみに集中してお聴き頂けると幸いです😌
心の傷痕
作詞・作曲・演奏・歌：macoto
涙こらえて笑おうとしても
心から笑えやしない
そんな自分が
とても小さく見えて
夏が終わってまた秋が来ても
君と出会った季節は
もう帰って来ないから…
僕はとても弱い人です
君を忘れたくても
ずっと忘れられないんです
きっとこの胸の痛みは
グラスの氷みたいに
溶けて薄れて
いってくれるのでしょう
きっと心の傷痕は
日常の喧騒のなかに
紛れ込んでしまって
顔をひそめるでしょう
弱さ隠して強がったりしても
心なら隠しきれない
そんな君が
とても愛しくなって
なにかしたくて話しを聞いても
君の傷は癒えない
そう分かっているんだけど…
僕はなんて無力な人だろう
君の傷を眺めて
なにも言えず傷付けてます
きっと小さなその胸は
僕の言葉も待てずに
そして離れて
いってしまうのでしょう
きっと心の傷痕は
日常の喧騒のなかに
紛れ込んでしまって
顔をひそめるでしょう
きっとこの胸の痛みは
グラスの氷みたいに
溶けて薄れて
いってくれるのでしょう
きっと心の傷痕は
日常の喧騒のなかに
紛れ込んでしまって
顔をひそめるでしょう
Copyright©2002 macoto All Rights Reserved.
202103110000制作 作詞・作曲
202103111446投稿
あとがき
2011年3月11日14時46分頃
三陸沖130km付近深さ24km
という比較的浅い震源とした
東日本大震災が起きました。
当時、私は横浜市のとある
コンビニ店長として働いてて
今まで感じたことのない揺れに
慌てて店員と客を店外へ避難させ
その後は停電・散乱・混乱で
緊急事態にできることを
地域住民のためにしました。
そして東北地方の東海岸での
大惨事をTV画面からとはいえ
目の当たりにし衝撃を受けました。
その光景や生々しい死の匂いで
私は涙が止まらずに
自分の無力さを感じました。
15年前に発症した腰の
椎間板ヘルニアの持病を持ち、
ボランティアにも行けず、
慌ただしい復旧作業に追われ
右手小指の腱を切ってしまい
なにもできない自分を責めました。
そんななかで自分にできること
なにかないかと探したときに
昔、作った自分の歌を思い出し
歌でたった一人でもいいから
慰められたら…と思い立ち、
初めてYou Tubeに投稿しました。
災害発生直後には
エンターテイメントにできることは
なにもなく自粛ムードでしたが、
しばらくすると心を癒やす存在として
音楽やお笑いや演劇などの
エンターテイメントの力が
必要だと感じるようになりました。
無名の素人の作った歌など、
誰が必要とするのかと思いましたが
被災地で哀しい想いをする人の
たった一人にでも寄り添えれば
それでいいと私の心を突き動かしました。
それが「not alone」と
この「心の傷痕」でした。
未曾有の大震災の被災者たちの
心に植え付けられた傷を想うと
この歌詞が浮かんできました。
偶然でもいいから心に傷を負った
誰かの耳に心に届けたいと願った。
ただそれだけの気持ちで
自分にしかできないことを
心が突き動かした行動でした。
きっと心の傷痕は
時間薬によってしか
薄まってはくれないだろうけど
そのことに気付くだけでも
心は救われることがあると
私自身も経験したからこそ
そういう想いを歌にして
届けたいと思ったのが
音楽の夢を追い始めたきっかけでした。
いまはもう音楽の夢は諦めたけど
自分にできることで
新しい目標を立てています。
夢ではなく目標として
自分にできることを
実現するために動いています。
それは他でもない自分のため
結果としてそれが誰かのために
なれば嬉しいし幸せに繋がると
いまは信じています。
まずはうつ病の寛解に向けて
無理せずゆっくり自分の歩幅で
心の傷痕を癒やしていきます。
そして小さな目標を積み重ねて
寿命までに大きな目標に
たどり着けば本望です。
2021年3月11日
東日本大震災から10年
いまも心の傷痕を抱えている
誰かの心に寄り添えるような
人間で在りたいと願います。
『もの想い』macoto
注意：東日本大震災の半年後に
被災地を訪れた手記です。
当時の被害状況が写真に収めているため
閲覧の際にはご自身の体調にご注意下さい🙇
PTSD(トラウマ)やフラッシュバックなど
気分が悪くなるようでしたら
すぐに画面を閉じてください🙇
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