『私は恋愛できないんじゃなくて
恋愛なんてしたくないんだ
恋愛なんてただ面倒くさいだけで
恋愛なんてただお互いを縛るだけで
恋愛なんていつか終わりが来るんだから
そんな不確かなもの
私はそんな恋愛したくないんだ』
そう言って僕の前で涙を見せる君に
僕はなにも言うことはできなかった
こんなときモテる男ならば
『君に終わりのない恋愛を捧げるよ』とか
『僕はもう君を愛してしまっているけどね』とか
気の利いた台詞のひとつやふたつ
口にして君のことを抱きしめるんだろうけど
僕も恋愛ができなくて
でも人には強がって君と同じような気持ちで居たから
君が口先だけの台詞を求めているんじゃないと解ってた
だから僕は君を見守るようにして
ただ君の傍に居て一緒になって涙を流した
人には誰しも話したくない過去があって
どんな心を許した相手にも触れられたくない傷もある
そんな傷が時間が経つほどに心の中に滲んでいって
まるで水を張ったバケツに絵の具を垂らしたように広がり
そして時間が経てば経つほど臆病になっていく
恋愛という形の見えないものが
どれだけ心を震わせ どれだけ惹かれるものか
本当は君も僕もよく知っているよね
そして君も僕も恋愛がしたくてたまらないことも
たとえどんなに君が傷付いていても
その痛みはもう過去の幻影でしかない
君がその痛みを懼れるあまりに
自分で自分に恋愛できないと暗示をかけているんだ
でもきっとその懼れ以上の痛みは存在しない
大丈夫だよ
焦らなくてもいいんだよ
君が一歩踏み出せる日は近い
恋愛できない理由なんか探さないでいいよ
君はただ心のままに生きればいいんだよ
きっとそこにあるから
Copyright macoto All Rights Reserved.
201110182030詩集(ポエム)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
月9らしい月9ドラマが
ついに始まりましたね^^
いまのご時世を表した感じの
タイトルに内容だと思います。
恋愛できない人はますます
恋愛がしにくくなっていって
恋愛できる人はますます
恋愛に恵まれてゆくような
そんな時代な気がしますが、
いつの世も僕とは正反対の
難しいことを考えずに行動しちゃう
そんなタイプの人が恋愛を
楽しんでいくのでしょう。
だからといって誰とでも恋愛を
するような人には性格的に
なれないので当分リアルな
恋愛はできないと思いますが(笑)
でも大丈夫、きっとそこにあるから
…と自分にも言い聞かせておこう