ぼろ雑巾のように | 『もの想い』macoto

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「ぼろ雑巾のように捨てられた」


たまにそういう台詞を聞く事があります


それはそれは酷い別れ方だったのだと


表現した台詞なのだと思います




そういう時は号泣しているか


酷く憤慨して悔しがっているか


そのどちらかでしょう




確かに世の中には酷い別れ方や


酷い仕打ちがあるのでしょうが


必ずしもその相手だけが


100%悪いということはないのかもしれません




私にも酷い仕打ちや別れ方をされたり


逆にそうなってしまった事もあります


ただそれはどちらか一方が決めたことではなく


結果的にそうなったのは互いの選択の違い




相手が一方的に決めた事でも


それを受け入れたのは自分であり


そう受け入れることもひとつの選択なのだから





もしも私の周りに「ぼろ雑巾のように…」


と言う人がいるのならばこう言ってあげたい


…ぼろ雑巾のようになったことがある先輩として






『ぼろ雑巾のようにボロボロになるまで


その人とはいろいろな事があったんでしょう?


あなたはボロボロになるまでその人に関われた


そしてボロボロになるまで何かの為になっていたじゃない?


きっとそれは誰かの為だけじゃなくてね


そこまでなれたあなたの為にもなるのですよ』




『雑巾ひとつをボロボロになるまで使うのは


相当使い込まなければ穴が開くほどにはならない


あなたの心に穴が空くくらいまでの人は


そこまであなたも一生懸命だった証拠なのでしょう』




『ぼろ雑巾のようになるまでなれたのは


あなたが勇気があって根気があるからです


少し泣いたらまた前を向いて歩けるはずですよ』






私が想うに最も後悔するのは


中途半端なままに終わらせてしまうこと


まさにぼろ雑巾のようになるまで


徹底的にやった後に残るものと


中途半端なまま残したものとは


後悔の質がまったく違うものだと思うのです




どちらかといえば後者が多い私としては


後悔ばかりの人生ですが


それでもどうせ背負う後悔ならば


前者の後悔を増やして生きたいと願います








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…というわけで数日前から

ぼろ雑巾のようになって寝込んでた

久々のmacotoです^^;


仕事がちょっと忙しくて

身体に負荷をかけ過ぎたのか

ウイルス性の胃腸炎で

嘔吐と39.4℃まで熱が上がり

死にそうでした^^;;;


少しずつ回復の兆しが見えて

一人暮らしの病気だったので

荒れ散らかした部屋を少しだけ

片付けていて生活感溢れる

『もの想い』な感もありますがw

久々にキーボードを叩いてます


身体が資本…あまり無理しないように

休みはしっかり休まないとなぁ…

自己反省ちうw(´∀`)