見てごらん
ぼくらの見下ろしている夜景
まるで地上の星のように
まるで宝石箱をひっくり返したように
綺麗な光の粒が散りばめられているよ
こうして遠くから眺めている光は
幻想的でなぜか心が温まるけれど
近づいてみるとその光は
ときに儚くときに切ないものもある
だけどその光のひとつひとつに
それぞれのドラマがあり
ストーリーがあって同じ光はないんだ
その光のなかのひとつがぼくであり
その光のなかのひとつがきみなんだ
遠くから眺めていたきみという光は
こうして手に届く距離に居るけれど
目の前に居るきみが
ぼくを温かい気持ちにしてくれる
きっとこの夜景を見ている人たちも
遠くからぼくらを眺めているのだろう
地上の星も お空の星も
ひとつひとつの違う星
ぼくらは地球という星の奇跡
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