本当はこの世界のどこにも
ぼくらを分かつものなどない筈なのに
どうしてだろう
国という線を引いたり
傷つかない為に距離を置いたり
目には見えないバリアを張ったり
あたかもそこには
互いに相容れない壁のようなものが存在する
国と国との境界線
男と女の境界線
恋人と友達の境界線
夢と現実との境界線
心と体の境界線
すべては心が作った線なのに
その心だけは境界線がないんじゃないか
心と心の境界線だけはないんじゃないかって
きみと出逢ってはじめて思えたんだ
境界線のない世界
Copyright macoto All Rights Reserved.