1900年、アメリカに移民するために多くの人が渡航をしていた時代に
一度に2000人もの人を乗せる大型客船のダンスホールのピアノの上で
置き去りにされた赤ん坊、船員がみつけて船の中で育てられた少年に…
ダンスホールでの音楽に魅了された少年はピアノに向かい
やがてピアニストとして天才的な才能を発揮して ある少女と出逢い・・・
感想
ティム・ロス主演の伝説のピアニストをモデルにした映画です
ピアニストの映画だけあって音楽も素晴らしいと思います
この映画のなかのセリフでとても印象に残ったのが
「ピアノは鍵盤の数が限られている。無限ではない。
弾く人間が無限なのだ。人間の奏でる音楽が無限。」というセリフ
それは世の中のあらゆるものにも言えることなのかも知れない
限られた場所・限られた時間・限られた命だからこそ
生きし者には無限の可能性が秘められているのでしょう
終わりを覚悟してこそ「生きる」ことに意味が生まれるのかも知れない
人は必ず死ぬ・・・だからこそぼくは精一杯、生きたいと願う
そんな風に思えた名作だと思います
macoto
- 海の上のピアニスト
- ¥1,700
- Amazon.co.jp