今日でちょうど一年が経ちました。

2010年7月1日友達であり、同僚であり、上司であった方がこの世を去って一年が経ちました。

明日、日本では一周忌を行うそうです。でも今、私はドイツにいますので、その法要や墓参りにもいけません。

ドイツという遠い地ではありますが、気持ちは一周忌という日を一人で考えたいと思っています。

二人の関係はいろいろとありますが、一番強いと思う関係はやはり友達です。

会社で出会ったので、同僚もしくは上司って感じなんでしょうが、やはり友達と私は思っています。

一緒にパチスロしたり、カラオケしたり、酒を飲んだりといろいろとしました。ゴルフもその人のおかげではじめることが出来ました。実際には、二度目のゴルフをするきっかけを与えてもらいました。

思い起こせば、仕事の思い出よりも仕事を終えてからの思い出が浮かんできます。

当たり前ですよね。そちらが楽しいんですからね。

カラオケがうまい人でした。クレヨンしんちゃんからGacktまでこなしていました。

話の組み立てがうまい人でした。ちゃんとオチを考えて話していて、話し方次第ではそんなに笑えない話でも話の組み立てを考えて話して笑いをきちんと取れるように話していました。

責任感の強い人でした。もう少し力を抜いて仕方ないって考えれたら良かったのでしょうけど…。

でも、こうやって私の中ではいつまでも存在しています。あえて生きているとは書きません。

私の中に存在しています。私が仕事で頑張れば、その人が居たからだって感じさせる事ができれば…。

そう出来るように今以上に頑張りたいと思います。

それは彼のためでもあり、自分のためでもあると思っています。

一緒にドイツでヨーロッパで仕事をしてみたかったです。(組織的には無理だったでしょうが)

去年は、あのときに何かしていればとか、自分が何か言ったのかな?とかいろいろと考えました。こう書いている事自体今も少しは思っているのかもしれません。

しかし、これからは彼の存在が消えないように、自分がその存在感を高められるように努力したいと思います。

いつもと違う内容で申し訳ありません。でもこうして残しておきたかったのです。

一年前の内容とはちょっと違った気持ちを残しておきたかったのです。

明日からは、また普通に戻りますので安心してください。