涙の痕じゃなくて
涙の轍
凄く綺麗な言葉だなと思って聴いてたんだけど
轍(わだち)
歌詞の流れ的には涙の痕の意味だろうけど・・・
「わだち」自体は車が通った痕のこと
「前車の轍(てつ)を踏む」の慣用句で
前に失敗した人と同じ過ちを繰り返してしまうこと
という意味があるそうで
未舗装の道路やぬかるみを車で走った時に出来る「わだち」
わだちが出来るようなぬかるんだ道路を走るのは
危険な事だと分かっているのに
分かっていてそのわだちに踏み込んでしまうこと
避けるべきなのに同じ道に踏み込んでしまうこと
そんな意味があるなんて知らなかったな
俊ちゃんがそんな意味で「わだち」を使ったのかどうかは分からないけど
そんな風に思ってこの歌詞を聴くと
より深く唄を感じるな
落ちたら危険で傷付くことが分かっている恋に
あえて落ちていったのかもね
だから流れる涙の痕も「わだち」
「轍を踏む」の意味を知って
ますますこの唄に入り込んでしまったよ
夏のまぼろし
振り返る道
波が 足跡を隠す
夏のまぼろし
僕の頬には
光る涙の轍・・・。
「波が 足跡を隠す」も
最初は
「涙 足跡を隠す」だと思ってたの
涙で足跡が見えなくなってしまったんだなって思ってた
でもそうではなくて
波が足跡を隠して見えなくなってしまった
僕の頬には
涙の轍
消えてしまった「跡」と
出来てしまった「轍」

なんだか
無茶苦茶素敵で心が痛くなる歌詞だなあ・・・
俊ちゃんは
言葉の宇宙を持ってるなんて言われてたけど
本当に素敵だ
私はこの「轍」で
完全にこの唄にヤラレました
なんとなく心地良く聴けるのは
こんな詞の魔法もあるのかもしれないな
ズバリではないけれど
静かに想いをこめた言葉達
やっぱり俊ちゃんの詞は好きだ♪
あ、でもこれは作詞、作曲が
清木場俊介・川根来音となっているので
二人の世界観ですね
やっぱり二人が作り出す世界は
なんとも言えずに心に沁みる
俊ちゃんが静かで表に出てこない今
私はこんな風にして唄を聴いてるんだけど
そんなに寂しいとは思わない
俊ちゃんはこれからどんな唄を唄ってくれるんだろう
真っ直ぐな詞で唄うのかな
それとも少しオブラートに包んで
唄うのかな
さっきまで、オッサン2007を観てたんだけど
2015も
今想うことをそのまま唄って欲しいな
静かでもいいから
唄は何も隠さずに唄って欲しい
俊ちゃんて
分かるまでは少し分かり難いけど
分かってしまったらとても分かりやすい
ような気がする
だから大丈夫!
2015も
其の儘で
出来ることなら
より自分の為に
唄って欲しいな