小金井市シルバー人材センター 第14回定時総会にて登壇しました。

【議長あいさつ】

小金井市シルバー人材センター第14回定時総会の開催、誠におめでとうございます。
会員の皆様をはじめ、事務局の方々、各種事業で応援してくださる方など、関係者の皆様全てのご尽力に対し、改めて敬意を表する次第です。

さて、シルバー人材センターと言えば、植木の剪定、ふすまや網戸の張り替え、照明器具の付け替えやインターフォンの設置、駐輪場での整理誘導、各種清掃作業、手工芸品の販売、子どもの見守りなどなど、多種多様なお仕事を通し、日頃から市民が大変にお世話になっております。我が家もお世話になっています。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

なかでも特に、新型コロナの脅威が続いた四年間では、自らの危険を顧みず、シルバー人材センターはマンツーマンZOOM教室を連続開催し、令和4年度までの3年間で200人近い市民にZOOMの活用法を指南するなど、社会のデジタル化に大きく貢献されました。また、感染の急拡大によりマスクが品薄になった際には、色とりどりの布製マスクを作り、販売してくださいました。
ご紹介したのはほんの一例ですが、当時、得体の知れないウイルスとの戦いを強いられた多くの市民の胸に、「シルバー人材センターここにあり」との声が力強く響いたに違いありません。重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ところで、シルバー人材センターは令和6年度において、WEBサイトからの入会手続きなど、デジタル化へのさらなる変革を進めていくとお聞きしました。インターネットを利用した情報提供サービス「Smile to Smile」の運用もまさに始まったところだと思います。とても大切な取り組みだと思います。

色々なところでご紹介しておりますが、会社を定年退職して初めてパソコンを買って始めたという若宮正子さんと言う女性がいらっしゃいます。この方は後に、70代で表計算ソフト「エクセル」を使って図案を描く「エクセルアート」を考案し、81歳でスマートフォン向けのゲームアプリを開発しました。
この若宮さん曰く、「人は何歳になってもスタートラインに立てる」。つまり、70歳でも80歳でも、90歳でも新しいことをスタートできるということです。皆さん、共々に新しいことに挑戦して、楽しんでまいりましょう。

結びに、シルバー人材センターの益々の発展、本日ご参加の皆様の健康と無事故、そして長寿を心からご祈念いたしまして、私の祝辞とさせていただきます。

 

※参考→ 教えて先輩!若宮正子さん(NHK)

▲会場の様子。登壇している画像を撮影していただきました。感謝。

(この角度で撮影できる人は一人しかいません♬)