【議長あいさつ】

本日は、「ゆめ工房さくら」の移転工事が無事完了し、素晴らしい施設の竣工式が挙行されますこと、誠におめでとうございます。長年の夢であった新築移転が実現し、皆様の喜びはいかばかりかと拝察申し上げます。
私にとりましても、市議会議員を代表して、ご挨拶を申し上げる機会をいただきましたことに、この上ない喜びを感じております。あわせて、本日この後の内覧会につきまして、全市議会議員に対し、案内状を送付してくださり心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

新しくなった「ゆめ工房さくら」におかれましては、今後も引き続き、利用者の皆さまが、特性に応じた支援を受けながら、自立した日常生活を営み、生産活動や創作活動の機会を安定的に提供受けられますよう、ご尽力賜りたく何卒よろしくお願いいたします。

さて、小金井市議会では、昨年、小金井市手をつなぐ親の会から、「障害者支援施設を小金井市内に作ることを求める陳情書(5陳情第15号)」が提出され、委員会での熱い議論を経て、8月末の本会議にて全会一致で採択され、市長に送付されました。これによりまして、市は、本年3月に策定した、第3期小金井市保健福祉総合計画のなかで、障害者支援施設、すなわち入所施設の確保について追加し、「新規開設に必要な支援等の検討を進めること」と明記しました。

新規開設されるこの施設については、現時点では、「誘致する土地を今すぐ用意できない」ことや、「規模も機能も定まっていない」といったことが、担当部長の見解で示されておりますが、いずれにせよ、市の計画に明記されたことは大きな一歩であり、陳情について「全会一致で採択した市議会」といたしましても、実現に向けて推進していく責務があるものと思っております。

結びに、社会福祉法人さくら会のますますの発展と、関係するすべての皆様の健康と長寿をご祈念申し上げ、祝辞とさせていただきます。
 

 

▲通所者の皆さんが作成した看板。暖かい手作り感が伝わってきてイイですね~

 

▲施設の屋上に設置された太陽光パネルの発電状況

 

▲赤い印のコンセントは太陽光発電と直結しているそうです。

 

▲施設の照明系はすべて太陽光発電を基本としています。

 

▲2階作業場

 

▲1階作業場

 

 

▲オモテに面したところに店舗があり、作業の成果を販売しています。

 

▲施設の外観