北多摩東地区保護司会定期総会にて、武蔵野市・三鷹市・小金井市・国分寺市、4市の議会を代表して議長挨拶をおこないました。(2024年4月17日/スイングホール)



小金井市議会議長の宮下まことです。
令和6年度北多摩東地区保護司会定期総会の開催に際し、お招きいただきまして、ありがとうございます。
皆様は日頃より、保護司としての息の長い活動を続けてきていただいており、その結果、地域の安全安心が保たれていると思います。その意味で、すべての住民が大変お世話になっております。本当にありがとうございます。

私は市議会議長に就任してまもなく1年を迎えますが、この間、私自身の勉強不足を感じる場面が多々あり、なかでも保護司の皆様の具体的な活動やその社会的意義などは、こうした会合に参加した折に教えていただくことが多いと感じております。

たとえば前回、新春の集いに参加させていただいた際にお聞きした講演のなかで、「居場所と出番」というフレーズがありました。たしか、ホストクラブにはまってしまう人の心理に触れたところだったと思います。
「居場所」とは、安心して「居られる」場所。「出番」とは、自分ならではの貢献、自分が他者の役に立てているという実感がもてる場面があること。だったと思います。
改めて考えてみると、この「居場所と出番」は、私たちが充実した暮らしを過ごすうえでなくてはならない要素です。昨今、これらを犯罪の手段として利用されてしまっていることは大変悔しく、残念でなりません。

誰にとっても「居場所」と「出番」がある社会、正しく社会参加できる社会、たとえ刑務所を出所した人であっても、充実した暮らしを過ごしていける社会をつくるために、これからも皆様のご尽力を賜りたく、心よりお願いを申し上げます。

大変申し訳ありませんが、本日は公務が詰まっておりまして、このあとすぐに退席しなければなりません。
むすびに、北多摩東地区保護司会の益々の発展と、ご臨席の皆様のご健勝ご多幸を祈念いたしましてごあいさつとさせていただきます。

 

 

※会場に参加されていた方々から、当日の画像を送っていただきました。ありがとうございました。