シルバー人材センター広報紙にて、挨拶文を掲載していただきました。

同センターの益々のご発展を心から期待しております。

 

 

【議長あいさつ】

 

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお喜び申し上げます。


ここ数年、社会は新型コロナの脅威に翻弄されましたが、もう一方では、ZOOMなどを活用したオンライン会議など、新しいデジタル技術が私たちの生活に浸透しました。急激な変化に多くの市民が困惑したなかで、とりわけ戸惑いが大きかったのは高齢者の方々だったのではないでしょうか。しかしこうしたなかでも、シルバー人材センターはマンツーマンZOOM教室を連続開催し、令和4年度までの3年間で200人近い市民にZOOMの活用法を指南するなど、業務の幅を大きく広げたと言えましょう。


さて、青森県八戸市のシルバー人材センターでは、東京のIT企業と契約を結び、人工知能(AI)の精度向上のために必要なデータを作成するアノテーション業務を受注しています。もともとは海外へ委託されていた仕事でしたが、適切な日本語入力が必要な作業には経験豊富な日本人がより適しているとのこと。今後は是非「デジタル業界進出」を目標として掲げ、新しい挑戦をしていただきたいです。


社会は今、コロナ禍を経た新たな段階へと進みつつありますが、皆様の活躍を期待する声はますます高まっていくものと確信しております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。