2023年10月5日の本会議にて、市議会公明党を代表して小林正樹議員が登壇。小金井市一般会計補正予算(第7回)について賛成討論をおこないました。

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議案第68号、一般会計補正予算(第7回)に賛成の立場から、市議会公明党を代表して討論を行います。

新庁舎(仮称)新福祉会館建設は、西岡前市長の突然の辞職により、昨年の10月28日の協議をもって中断されておりました。

本年6月定例会で、白井市長は、再開予算を提案。最大のポイントとなっていた財政的課題については、決算数値なども加味して、一定めどが立ったものの、提出された設計案は、協議会前のものでありました。我々は中断していた間の値上がり分をリカバリーするためにも、再開にあたり、最後に詰めとして、未検討であったコストダウンの検証をするべきであることを主張。

現設計の検証を実施する予算を含めた修正予算案が議会から提案され、修正可決されたことに伴い、8月まで検証が行われました。
9月に結果が報告されました。市長も意義ある提案・検証であったと述べられておりましたが、残念ながら最も効果を期待されていた総耐震化および地下駐車場の廃止案についても、十分な財政効果が得られないことがわかり、それらの結果を受け止め、我々も現設計をもとに事業を速やかに再開するべきと判断するに至りました。
その上で、ランニングコストや、今後将来にわたり変化していく庁舎のありようにも柔軟に対応できるよう、日々進歩する自治体DXを強力に推進するなど、工夫をしながら進めていただきたい。

今回の補正予算は、10月より、設計の見直し関連を除いた内容で、実施設計の委託を速やかに締結し、実施設計を再開するもので、2ヶ年度にわたることから、債務負担行為を設定する内容です。

財政見通しについて責任を持って説明責任を果たすのは市長であります。
10月から始まる市民説明会においては、市民に丁寧に事業について説明を行い、ご理解をいただけるよう努めていただき、庁内一丸となって、事業が今後滞ることがないようお願いを申し上げ、討論といたします。

【裁決の動画】
裁決の結果、補正予算案は賛成多数で可決成立しました。