<2023年第1回定例会>

 

Q:宮下

①パソコン等を活用すれば、外に出なくても色々な人と会話できるし、スマホのアプリを使って衰えてきた目や耳の機能を補う方法もある。デジタル時代は高齢者に追い風が吹く時代でもある。

(ア)スマホ教室の更なる拡充を。

(イ)公民館など高齢者の身近な場所に常設型スマホサロンの開設を。
■福祉保健部長

(ア)高齢者が少しでもデジタル機器を便利に活用できるよう、高齢者の身近な場所である公共施設等を利用しながら、スマホ教室や相談会などを引き続き実施していく。
(イ)市で養成したスマホサポーターの活動の場として、月1,2回程度の頻度で各地域にスマートホンに係る相談場所等の確保を考えており、公共施設以外にも高齢者が立ち寄りやすい店舗の空きスペースなど、借りられる場所がないか探している

 

 

Q:宮下
②5月8日以降、新型コロナウイルス感染症の扱いが変更されることから、介護支援ボランティア(活き生きボラポ)の活動も一気に拡大するものと予測している。高齢者を支えられる側から支える側へ変えるこの事業について拡充すべきだ。

(ア)子ども食堂でのサポートや通学路の見守りなども対象に加えては。

(イ)年間のポイント数の上限を1万ポイントへ引き上げないか。
■福祉保健部長

(ア)令和5年度に関しては4月に事業者間で活動内容に関する意見交換会を実施する予定。ボランティア登録者の皆様の更なる活動機会の拡大につながる場となるよう、開催していきたい

(イ)新たな参加者増に向け、他市に先駆けて令和3年度に上限8千円相当へ引き上げた経緯はあるが、参加者はポイントを期待しているわけではない。

 

 

Q:宮下
「こがねい国保健幸チャレンジ事業(2020年スタート)」では、年々参加者が増え、参加者の一日当たりの平均歩数も千歩程度増加している。更なる拡充が求められている。

(ア)スマートホンで参加する場合、利用するアプリとの相性が悪い機種もあると聞く。参加者に予め伝えておく必要があるのでは。

(イ)活動量計の販売も選択肢に入れないか。

(ウ)景品をカタログ方式に変えるなど工夫しないか。

(エ)市内スポーツ施設と新たな連携をしてはどうか。
■福祉保健部長

(ア)スマートホン参加の場合、対応機種のOSのバージョンによって正常な作動が確認できない場合があり、コールセンター(0120-771-015/平日9時~17時)で問い合わせに対応している

(イ)参加時にスマホを選択しても、途中で活動量計に切り替えることは可能。端末購入費は別途支払う必要はあるが、コールセンターで案内している。スマホで途中まで貯めていた歩数等も引き継ぐことができる。

(ウ)新年度に向けて他団体の事例等を参考に受託事業者と協議していく。

(エ)令和4年11月に10名に参加いただいて介護予防イベントを開催した。1日目は、メガロス武蔵小金井店にてスマホのWi-Fi設定の方法やZOOMの使い方等をおこなった後、メガロスの会場で運動をおこなった。2日目以降は、メガロスで実施している介護予防の講座を自宅や公共施設からオンラインで参加していただき実施した。終了後のアンケート調査では、「ZOOMの練習にもなり勉強になった。とても楽しかった。」等の声が寄せられている。今回のイベントで得た高齢者のご意見を参考に、運動・栄養・口腔・認知症に関することをテーマに新年度の介護予防事業に生かしたい


※この他、多文化共生社会の推進についても質問しました。