【焼却炉等】会派視察の感想報告 | 宮下まこと「こがねいで暮らす」

宮下まこと「こがねいで暮らす」

■「前」市議会議員/公明党
■脱炭素社会へ:市内街路灯(7千基)の一斉LED化
■子供応援:学校体育館にエアコン整備
■防災士:緊急地震速報の導入
■生活リズムアドバイザー:小金井さくら体操提案
■アーティスト応援:駅前ホール開設推進

 

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5月初旬、会派視察で関西方面を訪問しました。

○日にち:2007年5月9日~11日
○視察先:大阪市・貝塚市・岸和田市・川西市

(1)大阪府大阪市
ここでは、「地域ネットワーク委員会活動」などについて視察をおこないました。

大阪市では、平成3年度から高齢者のための「地域支援システム」を構築し、運営をおこなってきています。平成15年度には、市民一人ひとりの課題を地域の課題と考え、地域全体で協力する体制へと発展させ、平成17年度からは、更に、障害者支援、子育て支援も視野に入れながら、すべての住民を対象とする方向で、大きくシステムの再構築がおこなわれています。
住民に一番身近な地域レベルでは、小学校区ごとに地域ネットワーク委員会が設置され地域福祉の核としての機能が働きます。そして、区レベルや市レベルへと情報があがり、提言となって集約されていきます。トップ階層は全市レベルの会議である各施策の専門委員会で、各種提言について検討し、必要に応じて行政機関に要請がおこなわれます。
経費は主に市が負担し、専門委員会ごとに、中心者(推進委員・子育て後の女性が多い)へ月額10万円が、各委員会の活動経費等で年間45万円が当てられています。
当初中心的な役割を果たした連合振興町会をはじめ、社会福祉協議会や民生委員・PTAなど、さまざまな団体が地域でネットワークを構築する試みは興味深いものがありました。
我が市でも「地域防犯」や「高齢者の見守り」等の観点からみて、このようなネットワーク活動の重要性は明らかですが、一方で「(周辺に)かかわりたくない」という心情をお持ちの方が多いのも事実です。このギャップを今後どうやって埋めていけるかがポイントだと思います。


(2)大阪府貝塚市
「アドプトプログラム」などについて視察しました。

アドプトプログラムは、地域のボランティア団体が、ある場所(区域や施設)を特定し月1回以上の美化活動をおこなうものです。市は、これに対し\響殕儷颪梁澆圭个掘▲汽ぅ鵐棔璽匹寮瀉屐J欷盈舛鯢蘆粥げ鷦?瓦澆僚萢?をおこないます。
例としてあげられた「アドプトロード加神」は、ある商店街で沿道の商店のひとつが中心となり、周囲の商店へ声をかけて実現したものだそうです。我が地域(商店街)をきれいにしよう、美しく保とう、という願いが結実したのだと思います。市として設置するサインボードもおしゃれな雰囲気を醸し出し、参加者の意欲を引き立てています。
我が市もこのアドプトプログラムを導入する予定です。市として単に清掃用具を貸し出すだけでなく、ここの事例を見習って、参加者の気持ちを引き立てる工夫をすべきだと思います。


(3)岸和田市貝塚市クリーンセンター
新しいごみ処理施設を視察しました。

岸和田市の人口は約20万、貝塚市は約9万、合わせて約29万人を対象としたごみ処理施設がこの3月に完成し稼動していました。この施設は、大阪湾の埋立地の一角を占めており、敷地面積9万平米という広大な土地に新設されています(建物の建築面積は2万5千平米)。処理施設がもう1棟ゆうに建つほどの広場の設置について、「この新施設が耐用年数を超えた後、また新たな施設を建設する点も考慮している」とのこと。何十年も先に目線をおくことの重要性を教わった思いがしました。
焼却施設の主な内容は、処理能力531トン/日(177トン/日×3基)の全連続式ストーカ炉。発電設備の最大出力は1万2千キロワット。灰溶融炉はプラズマ方式。煙突の高さは100メートル。そして併設しているリサイクルプラザでは、古自転車のリニューアルなど、廃棄された物品をリサイクルするさまざまな試みがおこなわれる予定です。これも長期的展望にたった重要な観点だと思います。
※新設の処理施設を工程別に案内していただきました(画像参照)。


(4)猪名川上流広域ごみ処理施設
建設途中のごみ処理施設を視察しました。

兵庫県川西市を含む1市3町が、府県の境を越えて共同で、ごみ処理施設の建設・管理運営をおこなうものです。対象人口は稼動7年後で25万人と設定されていました。
焼却施設の主な内容は、処理能力235トン/日(117トン/日×2基)の全連続式ストーカ炉。発電は5千キロワット。灰溶融炉は燃料式(表面溶融方式)。煙突の高さは59メートル。
ここでの説明で感銘を受けたのは、学識経験者や住民代表で構成された「ごみ処理施設整備検討委員会」の考え方です。ごみ処理施設を単に迷惑施設としてとらえるのでなく、「近くにあってもかまわないと思えるごみ処理施設はどのようなものか」を、余熱利用や景観なども含めて検討がおこなわれたそうです。この視点はとても重要だと思います。
施設の説明で重要だと思ったのは、検討委員会の報告書で「特に安全ということに力点が置かれた」ことから、排出ガスの基準値等についてドイツやフランスなど諸外国の基準も調査されて、設定されたことです。建設(設計)時点における世界最高の技術を適用すべきことは当然といえば当然ですが、業者まかせにせず具体的に調査を進めた点は見習うべきだと思います。
※一連の説明の後、建設中のごみ処理施設を見学しました(画像参照)。

以上