なぜご祝儀を新札で用意するのか
ご祝儀に入れるお札は、新札を用意するのが大人としてのマナーです。結婚式の招待状は、
当日の2~3か月前に送られてくるので、ご祝儀も前もって準備することができます。
なぜ新札を用意すべきなのかは諸説ありますが、「お祝い事に誰も使っていない
新しいお札を用意するという気持ちを込める」「新しい生活には新しい
お札をお祝いとして渡すべき」「結婚式を心待ちにしていたので前もって
準備しますという意思表示」などが考えられています。
地域によって諸説あるようですが、お祝い事の場合は、
「祝儀(祝いの贈り物)を用意してあなたをお祝いすることを心待ちにしておりました」
みたいな意思表示で新札を使用するらしいです。
(新札は事前に用意しておかなければ入手できないから)
逆に、葬儀などの不祝儀は新札がタブーとされるのは不幸事を待ってたかのような
意思表示となるためです。
新札?ピン札?
新札とピン札は何が違うのでしょうか。新札は、銀行で発行した未使用の新券のこと、
ピン札は使用しているけれど折り目のない綺麗なお札のことです。
お祝い事なので、ご祝儀は事前に新札を用意するべきですが、事情によりどうしても
新札の準備が間に合わなかった場合、ピン札を包んでも受け取った側はそれほど気にはならないと思います。
ですが、基本はやはり新札を準備するべきです。数か月前から分かっていることですので、
大人のマナーとしてきちんと事前に新札を準備しておくことを心がけましょう。
ピン札(使用しているが折り目の無いお札)より新券(銀行で発行した未使用のお札)
の方が良いという人もいますが、さっと数えていた上では気になりませんでした。
なのでATMで引き出したときにピン札があれば保管しておく、という程度でいいので
持っていた方がいいと思います。
新札の用意の仕方
新札の用意の仕方として3つの方法があります。
■銀行または郵便局の窓口
銀行に行き、両替の用紙の備考欄に「新札」と書いて窓口に出すと新札に
替えてもらうことができます。または、郵便局の郵貯窓口で「新券に両替してください」
というと新札に替えてもらうことができます。
■銀行の両替ATM
銀行によりますが、新札に両替できるATMがあるので新札に替えることができます。
■コンビニエンスストアのATM
あまり確実な方法ではありませんが、コンビニエンスストアのATMは内部に多くのお札をつめるために、
シワのない新札を多く利用しているそうです。ただし、必ずしも新札とは限らないのでご注意を。
■銀行で両替
一番確実な方法。両替用紙に記入して依頼すると、古いお札を新札(新券)に
換えてくれます。ただし、枚数によっては手数料がかかる場合も(20枚までなら無料、等)。
最寄りの金融機関で確認してください。新札専用の自動両替機が置いてあるところもあります。
新札が用意できない時の裏ワザ!
結婚式に招かれたけれど、新札(ピン札)を準備できなかったのに結婚式当日になってしまった…
という緊急事態に対応する裏ワザをご紹介します。
■裏ワザ1:アイロンをかける
できるだけ汚れのない綺麗なお札に、霧吹きなどで湿らせて当て布をしつつアイロンをかけると、
ピン札を作ることができます。
■裏ワザ2:式場のフロントにお願いする
会場となるホテルや式場のフロントでは、ピン札を備えていることが多いです。
用意されているかどうか事前に確認し、当日替えていただきましょう。
■裏ワザ3:他の出席者にお願いする
同じ式に出席する友人・知人は、事前に準備したピン札を余分に持っているかもしれません。
どうしても準備できない場合の緊急手段として、ピン札両替を頼んでみては?
■アイロンをかける!
霧吹きなどでお札を湿らせて当て布をしつつアイロンをかけると、ハイ!ピン札のでき上がり。
かなりお札がピンと蘇りますが、さすがに深いシワなどは跡が残ったままのときもあります。
失敗すると大変悲しいことになると思いますので、アイロンがけに自信のある人にお願いしましょう。
ご祝儀の新札マナー、いかがでしたか?ちなみに私は結婚式の数日前に慌てて銀行(郵便局)にかけこみ、
新札に替えてもらうギリギリのタイプです。
一家の主婦としては祝い事に備えてタンス預金に常に新札を準備しておきたいと思いつつ、
実行できていません……。親戚・友人・知人の晴れの日には、
余裕をもって新札を準備し、マナーを守るようにしたいと思います。