wizd for MacOS X | Mac mini でリビングPC

wizd for MacOS X

前回、ネットワークメディアプレイヤーをいくつか紹介したが、アイオーデータの「AVeL LinkPlayer」、バッファローの「LinkTheater」、バーテックスリンクの「MediaWiz」はどれも同じ仕組みによってメディアファイルの再生を行っている。それらの機器を購入すればとりあえずメーカー製のサーバソフトが添付されているので不都合ないが、実は Windows/MacOSX 環境でなくとも Unix/Linux 環境を持っているのであれば「wizd」というソフトを導入することでそれらをサーバにすることができる。たとえばこのブログでも以前紹介した、玄人志向の「玄箱」や NEC の「PK-AX300」などもベースは Linux なので wizd が動く。もちろん、MacOS X も Unix(BSD) ベースなのでこの wizd をインストールしてサーバにすることは可能だ。

wizd の本家サイトにも MacOS X 用にコンパイルし直したものが登録されているが、現在はリンクが切れてしまっているようである。ちょっと興味を持った筆者は、ソースを入手して手持ちの Mac mini でコンパイルし直し使ってみることにした。筆者は「LinkPlayer」(写真)を持っているので稼働確認はそれで行った。

標準で Mac mini には開発環境が入っていないので、まずは付属ディスクから開発環境をインストールするところから始めたが、make をしてみたところ、とくに問題なくあっさりコンパイルが通ってしまった。設定ファイルを修正して起動してみたところ、多少問題点はあるものの、再生自体には問題がないことが確認できた。このような便利なソフトを作成した作者に感謝したい。

再配布は自由とのことなので、折角だからダウンロードできるようにしておこう。わざわざ開発環境入れてまで試すこともないと思った人は、こちらを使ってみてはいかがだろう。

【wizd 0.12】MacOSX v10.3(Panther) 向けパッケージ

注)これは単にリコンパイルしただけのものなので、当然、インストーラのようなものは付属していない。インストールは以下の例を参考にしてほしい。

【例】

1.ダウンロードしたアーカイブを適当な場所へ置き、展開する。

# tar zxvf wizd_0_12_for_osx.tar.gz
# cd wizd_0_12

2.展開したあとにできる "wizd" という名のプログラムファイルを適当な場所に置く。たとえば、/usr/local/bin/wizd とか。

# mkdir /usr/local/bin; cp wizd /usr/local/bin

3.同じく skin ディレクトリをまるごと適当な場所に置く。たとえば、/usr/local/wizd/skin/ とか。

# mkdir /usr/local/wizd; cp -R skin /usr/local/wizd

4.同じく "wizd.conf" という設定ファイルを /etc/wizd.conf に置く。

# cp wizd.conf /etc

5.上記の設定ファイルを編集する。変更するところは「document_root」と「skin_root」。document_root はメディアファイルの置き場所で、skin_root は skin を置いたディレクトリパスだ。他はデフォルトのままで大丈夫なはずである。