VNC でリモート操作 | Mac mini でリビングPC

VNC でリモート操作

Mac mini はリビングに置いてあるわけだけど、ときどき、自分の部屋にある PC を操作(またはその逆)したいと思うことがある。そんなときに便利なのが VNC と呼ばれるソフト。VNC とは Virtual Network Computing の略で、元々は AT&T ケンブリッジ研究所で開発されたシステムのこと。まあ、要はリモートマシンのデスクトップを手元のマシンから使えるようにするソフトなのです。現在はさまざまに派生したバージョンが開発され、有名どころでは「RealVNC」「Ultr@VNC」などがあり、MacOS X 用にも「OSXvnc」というものがあります。他にも Palm OS用やPocket PC用などもありますが、詳しくはアップルのサイトに情報が載っていますので、そちらをご覧ください。

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で、MacOS X 環境では残念ながら「OSXvnc」しか選択肢がないのですが、Windows 環境では上記以外にもさまざまなバージョンが出ています。中でも筆者のおすすめは「Ultr@VNC」で、現時点では他の VNC に比べ表示速度が速く、表示ウィンドウのサイズ縮小にも対応しているのでとてもありがたいです。
写真は WindowsXP 上で Ultr@VNC Server を起動し、Mac mini から接続しているところです。MacOS X からの接続には VNC クライアントソフトの「Chicken of the VNC(cotvnc)」を使用しています。Windows版の Ultr@VNC には Server/Client 両方のプログラムが用意されているのですが、残念ながら OSXvnc にはクライアントソフトが付属していません。cotvnc は縮小表示にも対応していないのがちょっと残念ですね。
ちなみに、相手が WindowsXP Pro なら Remote Desktop Client for Mac という選択もありますが、表示スピードがやや早いものの、使い勝手の方がいまいちなので使ってません。