全国学力テストの都道府県別の順位はあまり気にしない方が良いかもしれません。
今年4月に小学6年生と中学3年生を対象に行われた全国学力・学習状況調査。いわゆる「全国学力テスト」の調査結果が出ていました。
今年取り沙汰されている問いは、大きく以下の2つのようです。
小6の問題では、算数の三角形の面積問題が正答率20%強。
中3の問題では、英語のスピーキングが正答率4%強で、無解答も18%強。
算数は大人も間違えてしまうようです。
それはさておき、調査結果が出るとわが都道府県は全国で何位なのかというニュースが各地で報道されます。
順位が低いと動揺が広がってしまいますが、この順位に違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。
小6の都道府県の順位は、中学受験が盛んな関東や関西が上位に名を連ねると思いきや、意外と地方が上位に来ていたりします。
これは、行き過ぎた事前対策が影響しているとも報道されています。
以下は昨年の報道ですが、今年の順位を見てもこの流れは続いているように思えます。
では、報道内容にある事前対策とは具体的にどんなものなのか。
過去問を解かせる
過去問を解くこと自体は対策だと思います。
良くないとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、試験の形式や傾向に慣れておくことは許容範囲なのではないでしょうか。
もし過去問をやることで点数に大きく影響するのであれば、それは使い回しの問題が多いのだと思います。
全国規模で行うテストなので、そこはさすがに大丈夫だと思います。
ただ、過去問を解くために授業時間を大きく割くとなると、適切な対応ではないと思います。
テスト時間を15分延長する
はい、不正です。
耳を疑いました。学校の先生がこんな事をして良いのでしょうか。
前日に(教師が)問題を見て宿題に出す
言葉もでません。もう、不正という言葉で収めていいのかも分かりません。
大学の共通テストで問題流出が起きて、偽計業務妨害で捜査された事件も記憶に新しいのではないでしょうか。
もし、これに近いことを一部の学校が組織ぐるみで、なんて考えたくもありません。
親として、イチ国民としてやれることは、全国学力テストの都道府県別の順位はあまり気にしないことかもしれません。



