勉強を頑張る子供に
「子供は外で思いっきり遊ぶもんだ」
「小学生のうちから勉強ばかりさせられて可哀想」
なんて言う人もいるようです。
たしかに共感できる部分もありますし、そういう考えがあってもいいと思います。
でも、それを信じていいのでしょうか。
子供は外で思いっきり遊ぶものだ。という考えはたしかに共感出来るものがあります。
ただ、自分が子供だった夏休みの楽しい出来事を思い出して、それが塾通いの子は奪われているように感じているのではないでしょうか。
そうだとしたら誤解でしょう。
たしかに、学校帰りに毎日野山を駆け回っていた人からしたら、塾に通うことはそれを奪われることになるかもしれません。
でも、今の子供にそれが出来る環境はあるのでしょうか。
公園でのボール遊びや、はしゃいで大声を出すことも抑制され、公園に集まって黙々とゲームをしている子供もたびたび見かけます。
また、勉強を頑張っている子供を可哀想だと思う人は、野球やサッカーに打ち込んでいる子供についてはどう思うのでしょうか。
コンクールを目指して毎日ピアノを頑張っている子についても、やらされて可哀想なのでしょうか。
もちろん、行き過ぎた指導はそれが何に対してであっても許される事ではありませんが、
勉強についても自ら中学受験をしたいと言い出して頑張っている子は多くいます。
そんな子に、「勉強させられて可哀想」なんて言葉をかける事こそ、可哀想なのかもしれません。
そして、こんな話しを聞いた事があります。
「子供の頃は遊ぶもんだ」という言葉を信じて遊んでいたが、中学生になった途端に「学生の本分は勉強だ」と空気が一変し、定期テストで順位が付けられるようになった。
勉強の習慣もついていないのに、中学生になった途端に勉強の質も量も増えてついていけなくなり、勉強が嫌いになった。
大人になってからも勉強や学歴にはずっとコンプレックスがあって、子供の頃にもっと勉強を頑張っておけば良かった。
もっと勉強をしておけば良かったと言う話しを聞く事があります。
過去に戻れたとして、中高生の頃の勉強量を更に増やせたのでしょうか。
「もう少し早く勉強の習慣をつけておけばよかった」ではないかとも思います。
いつまでが子供で、いつから学生として勉強に励まなければならないのか。
化粧については学生は禁止だけど、大人になったらマナーなんて話しもあります。
成長に合わせて行動や身なりを変えていくことが悪いとは思いません。
ただ、それをきちんと説明して、それぞれの成長に合わせた段階を経て、導いていける大人になれればと思います。