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ハーベストさん

この記事は、販売員日記です*


VIPセール。
私たちスタッフは皆、今の店舗に異動して来て間もない。
だから、VIP様とは言え知らない人も多い。

お手紙を書いてアポを取って予約が入っても、
どんな人が来るかは当日まで未知。。


ハーベストさんが来たとき、私は休憩中でした。

店内が混み出したので、慌てて外に出たのです。

「あの人が○○様。全身うちの服着てます。」
と引き継がれて接客に付きました。

なんだかクールで冷たそうな人。

ビクビク。

気になる商品が数点あったようなので、試着室へご案内。

あーでもない
こーでもない

色々と提案してみる。

ハーベストさん、楽しげ。

なんだか私も乗ってくる。

波長が合う。

楽しい時間。


ぽぽぽぽーん

おまとめ買い、大成功。

顧客満足度、おそらく大。


笑顔でお会計~♪

…と思いきや、アクビしたり時計見たり、お疲れの様子。

「今からどこか行かれるんですか~?」

「どうしよっかな~考えちゅ~」

帰ってご飯作るには中途半端な時間、らしい。


「お一人でカフェとか行かないんですか~?」

「え~、あ!一緒に行ってくれる?行こう行こう♪」

「え?」

「だめですか?」←二人して店長の顔を見る。

「今はダメです~」←店長


ほっとした。

二人でお茶するほど仲良くはなっていない。


「あ、店内で飲んで行ってください!」←店長

いつもならお茶を出すけど、
セール中は控えていたのです。

が、ダダこねるので特別に。笑


ホットコーヒーを煎れて、
自分のおやつ用に買っていたお菓子も添えて。

「あ、ハーベスト大好き♪抹茶味なんて初めて♪」

ゆっくりしてもらいながら、他の人の接客に付いちゃいました。


ハーベストさんは、
またまた洋服を見出し、
気になるポロシャツを発見。

またまた試着してもらい、購入へ。

「高いコーヒーとお菓子やったわ~」と。

「おほほ~!」と。

満足げに帰って行きました。

コーヒーの濃さも、ちょうど良かったって。

ほっ。

コーヒーあんまり自信ないので。


そして翌日。

なぜかハーベストさん現る。

「こんにちは~♪着て来たよ~♪」

昨日オススメしたグリーンのボレロを羽織って。

「素敵です~!」

「おほほ~!」

「でも、、パンツのお修理まだですよっっ」←焦る

「いいのいいの、差し入れ持って来ただけ~♪」

スタッフの人数分のパンを下さいました。

「ありがとうございます~!!」


休憩中、
パンを頂きながら泣きそうになりました。


私が築いた顧客様ってわけじゃないけど、
今回ばかりは私の手柄(?)かと。


嬉しすぎたのです…


この仕事で、この店で、頑張って良かった(o^∀^o)