ナゾーの手下、デメ、ミミ、ハナが一人の少年を追いかけている。
手紙が握った少年は、倉庫の角を曲がったところで停まっていた一台の車に忍び込んだ。
タケルの車である。
車に戻ってきたタケルとマリーは、隠れていた少年に気づくと同時にナゾーの手下にも気がついた。
急いで発車するタケルだが、銃撃を受けタイヤを撃ち抜かれてしまう。
こうなっては車を捨てて逃げるしかない。
デメ達が応援隊を呼んだため挟み撃ちになってしまったタケル達。
だが、そこに黄金バットが現れナゾーの手下を一掃する。
タケル達は応援隊が乗ってきたジープを奪って逃走に成功する。
少年の名はジロー。
彼の持っていた手紙には「クルー」としか書いていない。
ジローh、その字は兄の字だという。
ジローの兄は、アマゾンのメルバ地方で消息を絶ったクルー博士の探検隊の一員だっだのだ。
クルー博士の一行は、どこかで生きているのか?
手紙には塔の様なものが写った写真と地図もあった。
なぜこれをナゾが狙っているのか?
ヤマトネ博士達は、スーパーカーでアマゾンへ飛んだ。
スーパーカーが降り立ったところはジャングルであった。
ヤマトネ博士は、タケル、マリー、ジローを連れて出てみた。
その時、マリーが一体の骸骨を見つけて悲鳴を上げる。
地図に書いてある骸骨のマークはこの場所なのか。
その骸骨がジャングルの奥地を指差している。
ヤマトネ博士達は、その方向に向けて歩き出す。
だがここは未開のジャングル。
突如現れた黒豹に追われるようにジャングルを抜けたものの、そこには怪獣がいた。
再びジャングルに戻るヤマトネ博士達。
ジャングルにはまたしても指差す骸骨がいた。
怪獣に追われてヤマトネ博士達は骸骨の指差す方向へ行く。
まるで誘導されるように・・・。
先には洞窟があった。
洞窟に逃げ込んだところ、追いついた怪獣が暴れて岩が崩れ入り口をふさいでしまった。
仕方なく洞窟の奥へ進むヤマトネ博士達。
するとまたしても骸骨に遭遇する。
その骸骨の脇にはカバンが落ちていた。
カバンにはクルー博士の名前が書かれている。
そして、やはりこの骸骨もある方向を指差しているのだ。
ところが足場が崩れヤマトネ博士達は、下に流れていた川に転落してしまう。
流れ着いたのは草原だ。
そこはジローに届いた写真の場所ではないか。
そして塔のようなものはナゾータワーだったのだ。
突然現れたナゾータワーに息を飲むヤマトネ博士達。
すると背後からマゾの声が聞こえてきた。
ナゾーはこの地を秘密基地にするつもりだったのだ。
こんな高地には人は来ず、地下には豊富な資源がある。
しかし、ここにクルー博士の探検隊が来たのだ。
そこでマゾが探検隊を始末していたのである。
マゾはナゾーからヤマトネ博士達を殺すように命じられ、手下に早速殺すように言いつけてナゾータワーに引き上げていく。
3人のナゾーの手下に囲まれたヤマトネ博士達。
銃声が響き、ついにヤマトネ博士達の最後か、と思われたが、倒れたのは2人のナゾーの手下であった。
もう一人のナゾーの手下はジローの兄であり、2人を撃ち殺したのであった。
ジローの兄は探検隊の唯一の生き残りであり。ナゾーの手下に紛れて逃げ出す隙を伺っていたのだ。
そして手紙を出したのも兄であり、骸骨に指差してここに導いたのも彼の細工であった。
ヤマトネ博士達は、ジローの兄の道案内で逃げ出すことにする。
ところがジャングルに入ると、、またしても怪獣が襲ってきた。
そこに黄金バットが現れて、怪獣と対決を始める。
その隙にスーパーカーに戻ったヤマトネ博士達は、スーパーカーでアマゾンから飛び立った。
その後には黄金バットに敗れた怪獣が倒れていた。
☆☆☆・・・損はない