ある刑務所の所長室。
帰り支度をする所長の前に現れたのは、不気味な人魂だ。
赤い人魂は、所長に取りつき一人の囚人を釈放させる。
釈放されたのは「ドクロのギル」。
ギルは所長から男と女、そして子供を殺すことを命じられていた。
彼らを殺せば、死刑が免除されるのだ。
ギルは手下を連れて殺す相手を探しにかかる。
ジョンは、絵が好きな少年である。
丘の上でキャンバスに絵を描くジョンに、ベロが話しかける。
友達のいないジョンは、ベロに興味津々だ。
友達になった二人に、ギルとその手下が近づいてきた。
ギルが殺さなければならない相手は、ベロだったのだ。
ベロい襲い掛かってきたギルとその手下。
ジョンは必死にベロをかばおうとする。
そのはずみで二人とも崖から落ちてしまった。
2人は崖の途中の出っ張りと枝に引っかかっていた。
女中の知らせにより、ジョンの父親が救助に向かい、ジョンを助け上げることはできた。
しかし、ベロを助け上げた時、彼の心臓は既に止まっていた。
なぜベムたちが狙われるのか?
言いがかり的な理由だが、そもそも殺人狂が相手では、理由などどうでも良いのかも知れない。
4作目にして、徐々にベムの能力が明らかになってきた。
☆☆☆・・・損はない