こんなバレエを観ました。

新国立バレエ団「アラジン」
【振付】デヴィッド・ビントレー
【音楽】カール・デイヴィス
【キャスト】福岡雄大、小野絢子、渡邊峻郁、中家正博 他
【指揮】ポール・マーフィー
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

日時: 2024年6月14日(金)19:00開演
場所: 東京都渋谷区 新国立劇場オペラパレス

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アラジンは、アラビアの市場で友人たちといつもいたずらをしている。ある日、警備隊に捕まったところを魔術師マグリブ人に助けられる。マグリブ人はアラジンに魔法のランプを取りに砂漠へ行かせる。アラジンが魔法のランプを渡すのを拒むと、マグリブ人はアラジンを洞窟に閉じ込めてしまう。ランプをこすったアラジンは、魔法のランプの精ジーンに助けられる。そして美しい女性の幻影に出会い、恋する。そして、街中に出てきたプリンセスを見て、幻の女性だと確信し、宮殿に忍び込み、プリンセスも恋に落ちる。警備の者につかまりそうになるが、再びジーンの力でさる国の王子となり、無事に結婚が認められる。

全三幕で、そのあとさらに波乱が・・・となるのですが、なんかいつもの古典とだいぶ雰囲気が違いました。古典だと3幕目なんて、結婚式やって大団円で終わったりするので、そこでさらに困難にぶち当たるなんてことはなかった気がします。

さらに、振付もコンテンポラリーっぽい動きがあってコミカルなところがあるし、ヴァリエーションのお作法もなし。第3幕に結婚式らしい結婚式はないので、第1幕でいろんなジュエリーが盛り上げていたし。現代風だな、と思っていたら、2008/2009シーズンが初演だったんですね。しかも新国オリジナルらしい。。。一部中国っぽい雰囲気があるのもご愛嬌かしら!? (^^;

もちろん映画やミュージカルを観てもわかるとおり、もともとのストーリーはコメディなので、今回もコメディ。なんでもありで、楽しいですね♪

私はバレエでもコメディが好きなのですが、考えてみたら私の好きな「コッペリア」も「カルメン」も男性の主役は王子様ではなく"庶民"。普通の人です。普通の人が主役になると、コメディなのか!? と思いました・・・まあ、空を見上げて愛を誓うくせにすぐ裏切るのが王子様たちなので、それよりいいんじゃないかな!? (^^;;;

先日、X(旧Twitter)で私がフォローしているバレエ好きなかたが女性へのアドバイスとして「空を見上げて愛を誓う男を信じるな」みたいなことを書いていたのです。。。めちゃウケたので、使わせていただきました♪

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最近話題の谷桃子バレエ団も同時期なんですね。。。確か即日完売で追加公演出たやつ。(私もYouTube観てます♪)