こんな映画を見ました。

オッペンハイマー
監督: クリストファー・ノーラン
原作: カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン
脚本: クリストファー・ノーラン
字幕翻訳: 石田泰子
字幕監修: 橋本幸士
出演: キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー

日時: 2024年5月6日(月)19:20~
場所: 東京都渋谷区 TOHOシネマズ渋谷

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物理学者のオッペンハイマーは、実験は苦手で理論物理学の道へと進む。そこで、星が死ぬときに発生する爆発とそこに発生するブラックホールの研究をしていた。第二次世界大戦が始まり、ナチスドイツで核爆弾の研究が始まったことに対抗し、アメリカでも「マンハッタン計画」が始まった。その指揮を執ることになったのが、オッペンハイマーだった。

自分の研究に没頭している、純粋な科学者がその研究成果を活かせると核爆弾(原爆)の作成にのめり込み、そしてそれを使用した結果を知って、爆弾を作ること(軍事利用)を忌避し始める。たぶん、どんな科学者でも通ってきた道なんだろうなと思います。その御多分に漏れず、オッペンハイマーも歓喜から絶望へと落ちていくわけで。

大雑把な話は、一応リケジョなので物理学の話として、昔から漏れ聞いていたのだと思います。登場人物が多いから大変で、予習したほうがいいとは聞いていましたが、逆に頭の中にざっくりとしたストーリーがあったので、細かい人物関係は気にしないままでも理解できていたほうだと思います。逆に聞いたことありそうな科学者の名前が出てくるたびに「おぉ!」と思ってみたり。(^^;

あとクリストファー・ノーラン監督の手法なのだと思いますが、時代が扇状で行ったり来たりするのが結構つらいようです。私は前回「TENET テネット」で洗礼を受けてましたし、ゼミ仲間から今回もそういう構成だと聞いていたので、思ったほどつらくはなりませんでした。やっぱり覚悟が必要なのかもしれませんけど。(^^;;;

渋谷で上映終了日が出たことで、慌てて観に行ったことになるのですが、結構混んでました。GW最終日ですし、上映終了日が出たからですかねぇ~!?