こんな映画を観ました。

愛と哀しみのボレロ
監督: クロード・ルルーシュ
脚本: クロード・ルルーシュ
振付: モーリス・ベジャール
字幕翻訳: 岡枝慎二
出演者: ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキー

日時: 2024年3月3日(日)9:35~
場所: 東京都中央区 TOHOシネマズ日本橋

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1936年、モスクワのダンサー志望のタチアナはボリスと結婚して息子を授かるが、第二次大戦で夫は戦死。ベルリンのピアニストのカールはヒトラーから称賛されたことで生涯苦しみ続ける。パリのバイオリニスト、アンヌはユダヤ人ピアニストのシモンと結婚して息子を授かるが、二人は強制収容所行きの列車に乗せられる。ニューヨークのジャック・グレンは、ジャズ・バンドで名声を得ており、息子と娘ができた。そして、20年後、40年後・・・

最初はまったく交わらない物語が最後に交わる瞬間は圧巻で、それがまたジョルジュ・ドンのボレロで象徴されるわけで。私はボレロを観に行ったつもりだったのですが、いろいろずっしり来ました。深夜に予約取ろうとしたら、5席しか空いていなくて、慌てて唯一残っていた最後列を取っていたのですが、無事に観られてよかったです(他は前2列に2席ずつだったので)。

冒頭のウィラ・キャザーの言葉があとからググッと効いてきました。ボレロって、単調なリズム、同じ旋律の繰り返しになっているのですから、その言葉まんまだな、と。

帰りに丸善に寄ろうと歩き出したら、東京マラソンやってました。
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ちょうどカメラスポットのところを通りがかったので、みんなが最後のチカラを振り絞って手振ってたのを見て、一緒に参加している気になれて楽しかったです♪