こんなイベントに行ってきました。

タイトル: 『文芸翻訳教室』(研究社) 刊行記念「文芸翻訳の基本と実践」越前敏弥トークイベント
日時: 2018年5月26日(土)18:00~19:30
場所: 東京都渋谷区 青山ブックセンター本店 大教室

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今回は、講演会というよりも、質問を集めてそれに越前先生が回答するというもの。

最初から質問を読もうとする、進行役の研究社金子さんを制して、販促のためだから、本の紹介も、という越前先生の指摘に会場から笑いもこぼれていました。(^^;

質問内容は・・・
「誤訳を失くすために、まず何をすべきか」
「本書のコラムに原書・翻訳書・日本の作家の本をバランスよく読むようにとアドバイスがあったが、(ミステリー以外で)お勧めは何か」
「今翻訳出版業界のビジネスは難しくなっているというが、今後電子出版などに対してどう思うか」
「訳語の見直し方法はどうやっているのか」
等々
金子さんからも「今の翻訳スタイルになったのはいつからか」という質問等が出ていました。

越前先生のイベントは、かなりの数に出ているので、あちらこちらで聞いたことのある回答が聞けました。その以外に新しい質問もあるので、おもしろかったです。

今回本を読んで考えていたことについて、さらに理解が深まったように思えました。