先日、こんなセミナーに参加しました。

タイトル: ひふみ投信 第7期運用報告会
日時: 2015年11月21日(土) 9:45~11:45
場所: 東京都千代田区 丸の内マイプラザ MY PLAZAホール

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最初は、数日前のセミナーがあった、オフィスの方へ行こうとしてしまいました。
が、無事到着しました。
いや、少々遅刻しました。
始まってすぐくらいに着きました。
申し訳ありませんでした。m(__)m

私が入った頃には概況の説明の中で、レオスの運用資産残高が1,300億を超えた、というお話をされていました。期末で1,318億、昨日の時点では1,450億とのことでした。
ひふみ投信が243億で、ひふみプラスの伸びが大きく539億。合計は期末で782億、昨日は900億。成績もよく、規模の小さいファンドと言われていたものが、大きくなってきた。
R&Iファンド大賞を取ったこと。3月末までの成績、シャープレシオが良かった。守りながら増やすので、下がらないのではなく、下がるけれども小さい、とということ。アクティブファンド500本ほどの中で、2012年に1位、2013年に2位、2014年に1位、2015年に2位。

第7期の運用については、最初の頃に黒田バズーカがあり、前半は全員参加で上がるという苦手な相場になった。勝ちに行くのが難しいという意味で。ふうふう言いながらついて行った。TOPIXがフラットになった6月頃から超えることができた。チャイナ・ショックがあった時も、それほど下落していない。
今期の成績に寄与度が高かった銘柄、低かった銘柄が紹介されていましたが、それらは「今期は」ということで、今後どうなるかは分からない。寄与度が低かったものでも、今後高くなる可能性もある、とのこと。
この辺りのお話で、ファンドマネージャが1人1人お話されていたのが、おもしろかったです。藤野さんも仰っていましたが、それぞれ個性が強く、全体としてバランスが取れる、ということがよく分かりました。

マーケティング部から名前が変わって、コミュニケーションセンター部から、ひふみ投信のお客様について。口座数は、期末で17,292、現在は18,000を超えている。女性の比率が30%近くまできた。30代40代が多い。
投資未経験者でひふみが初めての投資経験という方が1/4ほどいてうれしい。資産形成層と定義づける40代までが66%。3年前までは75%ほどだったが、株式投資経験者のある、それ以上の世代にも好評だと考えている。65%が定期積立を利用している。
守りながらふやす、ということで、積立投資やNISAの活用を勧めていきたい。

最後に、今後の運用について。
米国の利上げ、中国の景気減速、日本の2017年4月からの消費税造成を見ながらの運用。
外需関連は少し比率を減らし、下げ過ぎた銘柄は手当をしてもよいと考え始めている。内需グロースについて、中心的になる。内需でぃふぇんしぶについては、やや警戒的。

よくある質問について。
Q: 運用残d化が増えると難しくなると言う。どうなるのか。
A: 今は1,500億弱。そこそこ大きいが、3,000億まではいけると考える。私(藤野)自身、2980億まで経験があり、成績よかった。JPモルガン・ザ・ジャパンやフィデリティの成長株ファンド、さわかみ投信も3,000億まで行った。3,000億の壁があるのでは、と思うほど、パフォーマンスが悪化する。組織が壊れることも。なぜか。日本株運用の限界なのか、組織の限界なのか。個別に研究中。4度目の正直でできるかどうか。2,950億の頃になったら、確認して欲しい。自信あるのか、と。率直に話す。

会場から。
Q: 下位パフォーマンスの銘柄は、これから成長すると考えているのか。
A: それぞれで違う。買い始めたばかりのものもある。為替の影響や米国にライバルのあるものも。動向による。

Q: 今後ひふみ投信は上場することはあるのか。
A: 上場しない。そういうファンドではない。今後ひふみ投信のみ扱うのか、という質問もあると思う。IPOの値付けなどもある。マイクロキャピタルもある。ソフト・アクティビストとして、対話型もあり得る。上場株形式や海外へ出すことも。3,000億までの過程で考える。

Q: 共立メンテナンスは学生寮を中心にしているが、少子化で今後の影響は?
A: 現在の収益の中心は、ドーミーインというビジネスホテルになっている。少子高齢化の影響はあるだろうが、空き部屋や空きスペースの改善力がある。AirBnBもあるが、その解説やバックアップなどもあるかも。

Q: まとまったお金があり、そのタイミングを教えて欲しい。
A: 証券会社だと、今すぐ、というだろうが、時間分散をすべき。長期には自信があるが、短期の変動もあり得るため。タイミングが悪いと、下がる手前ということも。半年で6回に分割してはどうか。時期は、積立としてもよいし、自分の決めたタイミングでもよい。ただし、月末や月初は避けた方がよい。ファンドマネージャは月末の値を気にすることが多い。そのため、割高になりやすい。月初の特定日にするとよい。これが方法論。数百万単位だと影響が大きいため。

以上です。


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お土産に、カレンダーいただきました。
ありがとうございます!

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関係者席に置いてあった、ひふみろくんを盗撮!

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ビルの中もすっかりクリスマスでした。

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終わった後のランチで。(^^;