こんな本を読みました。

中山七里
さよならドビュッシー
(宝島社文庫)

ミステリなので、あらすじなんて野暮なものは書きません!
でも、とてもテンポがよく、引き込まれます。

もともと、バレエ音楽以外のクラシックにはあまり興味のなかった私ですが、コミックの「のだめカンタービレ」を読んで、少しクラシックにも興味を持てるようになったところです。
そんな私でも、雰囲気が想像できるくらい、音楽の描写も明確でした。
ミステリ好きだけでなく、音楽好きにも楽しめそうですね。(^^)

ミステリとしては、帯に書かれていた、「最後にどんでん返しがあってね、…」という言葉が気になって、いろいろな想像をしてしまいました。
最近の流行りの、でも私の好きでない、映画予告みたいで、少し煩わしかったです。
実際、ずっと考えていたので、謎の一部が途中で解けてしまいました。
全部じゃなかったので、よかったですが。(^^;

そして、探偵役の岬洋介。
最初出てきた時は、もしかしたら犯人⁉ と想像を飛ばしてしまいましたが、今後もシリーズ化されるらしいので、書いてしまいます。
とっても魅力的な人物です。
内田康夫氏の作品に出てくる、浅見光彦を彷彿とさせました。
光彦さんファンなら、きっとファンになれます‼
#あっ、もしかして、私だけ⁉ (^^;

すでに発刊されている続編、「おやすみラマニノフ」も一緒に買っていたので、こちらも読みます‼
ちょっと寝不足気味なので、少し時間を置いてから。。。(^^;

さよならドビュッシー (宝島社文庫)/宝島社

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