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次に、約2時間かかるガイザーズへ。ここは、地熱地帯で間欠泉があるところで大規模発電所がある。自分の研究フィールドなので行ってみる。しかし、13マイルは公道ではないという標識が入り口に立っている。しかも途中からかなりの山道。たが、とりあえず進んでいく。しかし、7マイル進んだところで1斜線になり、霜が解けていないように見えるところもあるので途中で断念。しかし、戻る時に、これから上っていく車もあったので、大丈夫だったか?そこまでのところで、ガイザーズ・ピークの放牧場などもあり、いい景色も眺められたので良しとする。
最後は、ガイザーズの北東にあるクリアー湖へ。フリーウェイの101を降りると、そこから州道の175号を進む。しかし、これもかなりの山道。しかも、道端には雪が残っている。本線の雪は無いので、とりあえず進んでいくと、峠でクリアー湖が見える。今度は山道を降りていって到着。北西から南東へ長さが25kmで幅が最大15kmの湖。先ずは北西のレイクポートへ到着。湖を望む。はるかかなたには雪をいただいた山が見える。 映像はこちら。 夏はボートなどで賑わうようだ。それから湖を1周。結構大きな湖なので写真を撮りながら約2時間半。湖に突き出た半島に行ってみると、これまたかなりの山道の上り下りをすることに。
最後にレイクポートに戻って一周。しかし、最後の1/4周は日も暮れてしまったので湖沿いではなくハイウェイを通行。しかし、これまた道端にはかなりの積雪が残っていた。
レイクポートで給油をして、サンフランシスコを通らずに、バークレー・オークランド・サンノゼを通って戻ってくる。
全部で426マイル。一日では最長記録。
昨日で学会も無事に終わる。今年から、JAL便が羽田発着になったので、サンフランシスコは土曜の午後6時過ぎ発である。ということで、今日は大学院の大先輩方3名への断層案内。とはいえ、予報ではStormであったが、それほど雨は降っていない。雲もそんなに低くない。
朝8時前に出て、9時にサンフランシスコのホテルまで。始めてサンフランシスコのダウンタウンを運転する。一方通行が多いが、何とかホテルまで着く。
せっかくなので、ツインピークス(Twin Peaks)へ。マーケット通り(Marcket St.)とダウンタウンが辛うじて見える。残念ながら、雲と霧で、ベイブリッジ(Bay Bridge)と金門橋(Golden Gate Bridge)は見られなかったが、ダウンタウンの概観は眺められた。しかし、見ているうちにどんどん白くなっていった。
次に荷物を家に置いて、せっかくなのでダーバントン橋(The Dumbarton Bridge)を渡ってイーストベイ・フリーモント中央公園(Fremont Central Park)へ。ここには、ヘイワード断層(Hayward Fault)が走っていて、クリープしている。公園内の駐車場や縁石がずれているのが分かる場所である。ここは自分も初めての場所であったが、なんとかずれているのが5箇所程度で分かる。
帰りの西向きの橋は有料で、かつ自動引き落としの携帯電話が必要であるが、持っていないので、いつもサンノゼ経由。そもそも家とフリーモントの場合は、どちらを経由してもあまり距離は変わらない。
サンノゼで、いつもの通り山頭火のラーメンを食べる。今日は雨なので、山の上のサンアンドレアス断層はもともと中止。少し時間があるので、スタンフォード大の中を車で一周。フットボール・野球・サッカー・陸上競技の競技場やバスケやバレーの体育館・大学正面から見えるフーバータワーなどを車から眺めて、職場へ。土曜は自分の建物だけ入れるので、紹介して回る。
最後に空港まで送って、3時半に着いた。
今日は朝から曇り空。それも非常に低い雲である。日の入りが5時前と早いので近場から。最初に、サンアンドレアス断層が走っているロストランコス公開保護区へ。山の上のトレイルは、標高600~660mのところにある。そこに行くまでの間、雲の中を進む。着く少し前から晴れ上がる。断層トレイル自体は炎天下。しかし、下に見えるはずのサンフランシスコ湾・ベイエリア・イーストベイ・アッパー・ロウワークリスタル貯水湖は、全て雲海の下。イーストベイの丘の上がところどころ見えるか見えないか程度であった。断層は、このトレイルコースを通っているので、炎天下の中をハイキング。昨日に続いて、鹿を見かける。
次に、8月末以来のサンジョアンバチスタ教会(Old Mission San Juan Bautista)へ。断層の位置自体ははっきりしないが、教会と、そこから見える丘の間一帯にサンアンドレアス断層が走っている。教会の中には1906年のサンフランシスコ大地震の時の被害写真や地震計が置いてある。
ホリスター(Hollister)へ。ここはカラベラス(Calaveras)断層が通っていて、しかもクリープして、縁石がずれていることが分かる場所である。一番はっきりする6番通り(6th St.)から、4番通り(4th St.)まで、さらに反対側の7番通り(7th St.)と南通り(South St.)まで行って、食い違っている様子を確認。5番通り(5th St.)と4番通り(4th St.)では断層上に建っている、若干ひしゃげている家も観察。
最後にDerose Wineryのワイン保管庫へ。8月末の時は、下調べをせずに行ったので、概観を見ただけであったが、今回は、ホームページで勉強していったので、壁の壊れたところ以外に、用水路が食い違っているところなども確認できた。 映像はこちら。 また、土日は保管庫も公開され、試飲もできる。前回も土曜であったが、なぜか入らずじまい。今回は、しっかり保管庫の中に入って試飲ではなく、中の壁の壊れ具合を観察。倉庫の角の部分の壁がずれて、奥の部屋の様子が見えるようになっていた。
帰りに、要望の強かったサンノゼの山頭火ラーメンを食べて帰ってくる。久々に285マイル(456km)走った。一日の最長記録。距離から、ガソリンはほとんど全部使うかと思っていたが、フリーウェイをかなり走ったので、燃費はいつもよりはよかった。
サンアンドレアス断層(San Andreas fault)がちょうど通っているところにあるロストランコス公開保護区(Los Trancos Open Space Preserve)。東北大からの訪問客を連れて7月以来2度目の訪問。
今朝は、予想外に小雨がぱらついてたが、昼過ぎには晴れ間ものぞき、現地に着いたときには山の上は晴れていた。7月の時も天気はよく、見晴台からはイーストベイやアッパー・ロウワースプリング貯水湖(Upper / Lower Spring Reservoir)も見えたが、今日は、サンフランシスコ湾は霧で覆われていた。が、貯水湖は何とか見え、丘の麓を走る断層が貯水湖まで一直線に走っているのが分かる。
続いて、木の杭が立っているサンアンドレアス断層そのものの位置や、1906年の地震で柵がずれたものを移設・復元したものなど。冬になると水がたまるという沈降池は、まだ雨季の始まりとあって、水はたまっていなかった。
夏は特に動物は見なかったが、今日は、狐2匹と鹿を見ることができた。啄木鳥(きつつき)と思われる鳥も鳴いていた。紅葉は、まだ始まったところであった。自然の宝庫であることを実感できた。
夏の運行は、1編成をディーゼル機関車と蒸気機関車が牽引・後追いする形式であった。冬季運行は、2編成で、それぞれ、両端にディーゼル機関車が付いて、牽引する。途中の金門鉄道博物館(Golden Gate Railroad Museum)で行き違いを行う。この博物館は、もともと、ボランティアで運営されているが、このポイント操作は、もちろん人力。2箇所に人が配置され、列車が到着するともう一方の列車が通るほうへポイントを交換する。
しかし、乗ってしまうと、当然ながら列車全体の飾りが見えない。
夕方4時過ぎに最初の1往復、夜7時前にもう1往復が運行される。日の入りが5時前なので、4時過ぎの頃は列車そのものを観察できる。また、暗くなると、電飾が非常に綺麗である。なので、外から眺めるのも楽しい。
日の入りの名所のモスビーチへ。日が沈む1時間ちょっと前に家を出て、山越えをして50分ぐらいで目的地に行く。以前、サンアンドレアス湖に行った際にハーフムーンベイビーチへ行ったが、同じ経路だったので迷わずにいける。途中、ハーフムーンベイビーチで休憩。夏の時は、浜も広く、どんよりした曇り空で肌寒い中をかなりの人が泳いでいた。今日は、快晴で気持ちがよい。満潮なのか、潮が岸近くまで迫っている。日の入り前で、青から紺の空と、太陽と白い三日月のコントラストが良い。しかし、ハーフムーンベイビーチからだと、太陽は突き出た半島に沈む形になり、海には沈まないことが分かる。
10分ぐらいで目的地のモスビーチへ。ホテルの駐車場と思われるところに止めると、目の前に太平洋と太陽だけが見える。外はさすがに結構冷えるので、車の中で待つ。徐々に水平線に近づいていき、まぶしくなくなった太陽の変わりつつある形をしっかり観察できた。夕日の映像 。
霧の多いサンフランシスコ半島にしては、今日は非常に空がクリアーな日。やはり雨季の冬のほうが、逆に雲がなければ霧は出にくいのか。ということで、夜景で有名なツインピークスに行って見る。モスビーチからだと途中ショッピングセンターで休憩して40分ぐらい。サマータイムも終わり、日の入りが早くなったこともあり、日もとっぷりと暮れ、夜景を見るには良い時間になった。
到着すると、結構人が多い。日本語も含め、いろんな国の言葉が聞こえる。目の前にマーケットストリートの真っ直ぐな道が伸び、その両脇に街が広がっている様子が分かる。その先に、ベイブリッジ。さらにサンフランシスコ湾をはさんでイーストベイの灯りもよく見える。北のほうに目をやるとゴールデンゲートブリッジ(金門橋)もよく見える。夜景の名所であるが、日中に来ても街の様子が分かっていいと思う。
ようやく、今日、車の免許の実技の合格にこぎつけた。
8/2のRedwood CityのDMVでの筆記試験を満点でパスしたところまでは順調であった。その時点で、日本の免許を持っていたので、9/30までの仮免許を取得する。 が、その後は、実技の電話予約で、日本人には非常に評判の悪いSanta ClaraのDMVで1カ月後の9/7なら可能と言われ、待たされる。ちょうどこちらの夏休みの時期。最も混む時期と重なってしまった。
直前はレイバーデイの3連休であったが、Santa ClaraのDMVに行って周辺の道路で運転の練習に明け暮れる。縦列駐車や後退運転など。縁石にぶつかった段階で不合格となるので、ひやひやものであ る。
事前にホームページなどを見ると、とても受かりそうにないほど色々と書いてある。日除けが壊れていて失格とか、書いてある。実は、日除けの ホックが壊れている。なんとか、セロハンテープで補強していく。また、踏み込み式のemergency brake(ハンドブレーキ)のランプが、解除しても点きっぱなしになる ことがある。これは、車が温まれば消えてくれるのだが、しばらくは点いている。こ の辺で失格になれば、直してもらってから受けるしかないなと思いつつ。
さて、9/7に行くと、車の登録が不完全だと言われてなんと門前払い。予想外の件による失格であった。ステッカーが必要であることは分かっていたが、ホームページでは黄色いステッカーがあれば良いというのを見ていたのでそのまま行くと、2011年の赤いステッカーが必要であると。せっかくなので、ステッカーを貰う手続きをするが、これまた2時間待ち。DMVは、予算削減のため、ほぼ毎週金曜日が休みで、電話も窓口も待たされ、非常に評判の悪い機関で有名である。
9/30で仮免許が失効するのに、今月中に受けられるだろうかと思いつつ、仕方なく、また電話で予約を取る。案の定、最も早くて10月上旬であるといわれる。そこで、仮免許が9/30で失効すると伝えると、もう一度筆記から受け直す必要があると言われる。がっかりであるが、しょうがない。免許取得費用は31ドルなので、日本で取った時の100分の1の値段なので、それほど痛手ではないが...
9/30に失効する日にRedwood CityのDMVに行って筆記を受けたいと伝える。何回目かと聞かれたので2回目だというと、もう一回しか受けられないとのこと。その時に、実技を1回しか受けられず、仮免許が今日で失効すると伝えると、仮免許は延長できるといわれる。電話で出た人の返事とはまるで違う。カウンターで更新手続きをすると、11/28まで延長してくれる。ついでに、実技の予約をできるか聞いてみると、ここでできると言う。前回は、電話しかだめで、その電話も毎回20~30分待たされるのであるが、今回は順調に、窓口で予約できた。
これまでは、免許を取らないと無免許運転とみなされるかと思っていたが、仮免許を持って、免許を取ろうとしていれば無免許にはならないことが分かり、仮免許も延長できることがわかったので、万が一、今度落ちても、もう一度延長して最後の3回目を受ければなんとかなるし、3回目がだめなら、また筆記を受ければ、帰国までは仮免許が持てるので、無免許にはならないと思うと、それほど気が重くはなくなる。
11/6の土曜に2カ月ぶりにSanta ClaraのDMVに行って、再度練習する。日曜は雨。
11/8実技の日。10時30分から受けるので、9時前に着いて、練習開始。まだ、emergency brakeのライトが消えない。しばらく走っていると、ようやく消えるようになった。徐々に寒くなってきたので、消えるまで時間がかかる。カウンターに行き、実技を受けることに。2回目なので、6ドル払うと思っていたが、なにも払わずに済んだ。車を所定の列に並んで待っていると、女性の試験官が来る。方向指示器・ブレーキのライトの確認、手旗信号の確認、ライト・ワイパー・emergency brake・デフロスター(前後)・emergency flusher/warning light(ハザードランプ)のスイッチの位置確認を済ませていよいよ出発。指示が出ない限りは直進といわれる。
早速DMVの出口で早速左折。首を確実に振り回してきょろきょろして、左折する。25マイルのスピードを超過しないように20~23マイルで走行。実は、ホームページやスタンフォードの人に、遅すぎて減点になって落ちたという人がかなり居た。3マイル以上遅いと減点とも聞いてたが、別の人は、制限35マイルの道を30マイルで走っていたが何も言われてなかったという人も。さて、次にまた左折。大通りに出るために右折。ここで赤信号。まずは止まって、歩行者をやり過ごす。その後、赤信号であるが、交差道路の左折可の間なので、歩行者が止まっているのを確認して進行。35マイルの道。順調に進んでいき右折。右折の際も、巻き込みがないかどうかの確認のため、何度も後ろを振り返る。
右折後は30マイルの道。ここで、レーンの変更を言われる。第2車線に移った時、30マイルが超えそうであったが、かろうじて超えずに済んだ。第一車線に戻って、右折すると、40マイルの道。スピードを上げて進んでいくと、右折といわれるので確認しながら右折。そして、pull over.これは、路肩に止めるということ。特に路肩の色がないので止める。ここで後退運転。ホームページでは、10m近く長い距離を後退すると書かれていたが、今回は5mも進まないうちにOKと言われる。そして、発進。もちろん、方向指示機を出しつつ振り返って確認して発進していき、あとはDMVへの帰り。もういちど、30マイルと思われる道に出るが、制限速度表示が出てこない。やむを得ず、25マイルと思って進む。信号の先に30マイルが見えるので、その後は30マイル。とすぐに、学校なので25マイルと表示。ブレーキを踏んで25マイル以下まで落として進行。その後は、最初の25マイルの道を通ってDMVの駐車場へ。
ここで、「Very good. You passed. Go to Lane D.」と言われる。その後、ホームページでは、減点対象の説明があると書かれていたが、何もなし。採点表には、減点3と書いてあるが...採点表をもらってカウンターDへ行くと、今日から2カ月の仮免許が発行された。免許証は、6週以内に郵送で送られてくるはずである。
減点は、右折のときの速度が速かったのと、曲がり方が内側過ぎたか外側過ぎたかのどちらか、後は後退運転の時の信号を出さなかったことらしい。40マイルの道で急に次で右折しろと言われて次の角が信号の手前ですぐに現れたあたりのことだろうか。が、特に説明がなかったので詳細は不明。ちなみに、減点が15になると不合格である。