ストライキとマッコリ
今日は、韓国は大邱産のマッコリ、
㈱大邱濁酒 不老どんどん酒の話を。
なんだかゆる~い感じのラベルデザイン。
信じがたいですがこれが輸出用のラベルで、韓国国内向けはもう少しちゃんとしてます。
(ゆるさを狙ってるのかも^^)
銘柄名に不老という文字が使われてますが、これは長生きするということではなく、不老洞という地名から取っただけなので誤解なきよう。
いわゆる生マッコリです。
生感(醗酵感)がすごくあり、程よい酸味が浮かび上がってきます。
味としては甘味料使ってるので少々甘めですが、このくらいの甘さを好きな人は結構いると思います。
なんていうか、記憶しやすい味です。
リピーター増えそう。
裏書の写真がブレブレですいません。(´_`。)
実はこのマッコリ、一時消滅しかけました。
というのも、2006年7月から10月にかけての約3ヶ月間、工場は完全に封鎖され一切生産中止したことがあったんです。
原因は労使交渉のもつれ。
業を煮やした労組側が一切妥協しない経営陣に対して全面ストライキで応じたのです。
普通はストライキっていったって数日間ていうのが相場。
ところがこの時はもつれにもつれて長期化してしまいました。
いわゆる意地のぶつかり合いで、どっちも後に引けなくなってしまったわけです。
さて、
この硬直化した事態をどうやって打開したと思います?
なんと国でも行政でもなく、地元のマッコリ愛好家たちがこの事態を打開しました。
なんと彼らが対立している両者の説得に当たったわけです。
そりゃそうですよ、地域に十数箇所あるマッコリ直売所で毎日買っていたマッコリがなくなっちゃったんですから。大事件ですよ。
このマッコリは地域のお酒の7割のシェアを持ってますから。
彼らの説得により、組合側、経営側ともに地域に愛され、支えられているお酒ということを再認識したことで、意地の張り合いから一転して双方が急速に歩み寄り、一気に解決したそうです。
このような、地元民のマッコリに対する愛がこのマッコリを存続させたと思うと余計に旨く感じますね。
やっぱり愛ですよ、愛。(‐^▽^‐)

