登録しているメルマガにこう書いてありました。
「頑張る人を応援したい」
そうですよね!
激しく同意します!!
英単テストの最中のことです。
範囲は100語、そのうち30問(記号25問+記述5問)出題され、
制限時間は7分の英単テスト。
野球部に所属する男子Sさんは、
1分も経たないうちに机に突っ伏していました。
近づいて
「どうしたの?具合悪い?」と聞きながら答案を見ると
記号25問はすべて書いてあります。
私:「まさか適当にやったの?」
S:「だってわかんねぇもん!」
私:「わかんないかぁ…勉強してきたの?」
S:「範囲が広すぎる。100語は多すぎるよ。
無理っ」
あー、これはちょっと叱ったほうがいいなと思い、
私:「1学期は、範囲何語だったっけ?」
S:「・・・50語」
私:「その時はどうだった?」
S:「・・・やってない」
そのあと少しやり取りした後、
私:「Sさんが野球を一生懸命やっていることを
私は知ってるよ。
だけど、英単テストがこんな風では
Sさんのこと応援できない。」
彼もとても気分が悪かったと思います。
そして1週間後、次の英単テストの日が来ました。
授業が終わり、採点してみると
Sさんは30点中
27点でした!!
よく頑張りましたよね!!
答案用紙に
『Excellent❗️』のことばと
ピカチュウの💮のハンコを押しました。
返却のときにも
「よくがんばったね」と伝えると
ちょっとはにかんだように笑っていました。
悔しくてがんばったのか、
よし、やってみようと思ったのかはわかりません。
でも、その日の昼休み、
たまたま廊下ですれ違ったとき、
「先生、おれ、頑張ったよね?
やればできるんですね!」
そう言って笑っていました。
教員をやっていてよかったなぁと思えるのは
こんな瞬間です。
ありがとう!!
これまでもあなたのことは応援していました。
でも、もっともっと応援します!!
そう思った私です。
今日もブログにお付き合いくださり
ありがとうございました。
