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2023年6月2日後捕に関して
後捕に関してこの系統の技も先生方によりかなり理合に差があります。
当然、技は全て前提条件により動きややり方に差異が出て当たり前と考えます。よく技の理合やテクニックなどに於いても万能性をうたわれる方もいます。例えば私のやってきた武道ではこうだ!とか、実際の格闘だとこうなるとか、相手がどの様な形だからこうなるとかです。よくよく見ると前提条件の違いから生じる事が多いようです。
また、その前提条件も条件無しで戦うのだから押したり引いたりを好きに行う乱取り的、押し引きの時の力加減も自分たちの思う前提なのに、その他を否定されるケースが目立ちます。素手なのだとか武器を持っているのだとか、武器もこれだと絶対にこの使い方はしないとか、それはそれぞれの条件下ではかなり正しいと思います。

 以下の説明は全ての技に於いても共通の話です。

(0)型をなぞる
故人の伝えてきた形をなぞる。そこには何かしら伝えたい大事な物が含まれていると考えましょう。
 初級の初伝は実戦として直ぐ使える必要性もありましたので、急所、逆関節を利かした技やかけ方を習っている事も多く、格闘技術としてはそれも必要です。指導者になるときは一応知るべき知識です。ただし有段者レベルでこの技術に拘泥していては中級以上の技の会得は困難です。痛い、きついはかけられるとその時点で体を硬直させたり、その場から早く逃げて体制を整え直すのが当たり前の反応であり。多くのこのレベルの技は初伝の初歩は一度見れば本当は二度とかかりません。二度かかるのは受け手がワザとかかってあげているが受身の稽古をしているだけです。
 しかし手順を覚えるには、まずはまねる、その時にやり難い事を慣れるまでする必要があります、右手右足や、同時に手を振る、現代スポーツと異なる体の使い方的な事です。
初級は力が当たっても良いので真っすぐな剣の使い方に近い体の使い方。力が当たる事を避ける技術は柔術として様々有るが、柔らかさを求めるあまり、必要以上に動き回ったり、こね回したり、自他の様々な部位をねじりまわさずに行うのが肝要。
受は柔らかくする必要はありません、ある程度の力を出して攻めましょう。捕りは柔らかさは必要ですが、グニャグニャした様な烏賊タコの様相は無用。
ただし現時点での自分の力以上のパワー勝負に対しては必ずしも形とおりの対応はしなくても構わないと言うか一定以上のパワーに対しては技の形は変容するのが応用です。
 しかしまずは直線的な動きの中でも力が直接ぶつからない、こちらの力が効率良くだせる、姿勢を崩さないで対応できる、などが真に大事な要素です。このあたりを皆さんの指導されている先生方から会得して行って下さい。
 手の内、手の取り方、持ち方は先生のレベルや指導方針により差があるとは思いますが、バカ掴みや逆に壊れ物を触るような持ち方では武道の稽古とは言えないと考えます。剣術に求めるのが武田総角の稽古からは妥当と考えています。
 あまりにも柔らかい持ち方を推奨される方々にはその意で何を目的としているかを納得されてから稽古に入る方が良いでしょう。私も相手の技量や経験値によりかなり柔らかい持ち方や柔らかい持ち方から稽古始める事も無い訳ではありません。

(1)私が推薦しているやり方は、攻撃意欲を最低限もって受役を行う。最初は静止に近い押しと掴みの力を出すです。その次の段階は有段者レベルになったから押す基本での稽古だと引く力の稽古、それも継続した力で有り、押したり引いたりを交互にしたりするのはまだまだ先の稽古だと考えています。
まず、押し気味御静止から、次に逆の少し引き気味、次にしっかりと押し続ける、その先に押したり引いたりが有ります。
・静止型→引く力→押す力→押し引き有りの乱取り的

(2)相手の体の一部を捕らえて力を出す
また、攻撃の形としては両手取から始める事が多いですが、あくまでも様々な理合の勉強の基礎の体つくりと割り切りこの時期に慌てて相手を倒したり、腕をねじりあげたりする事に躍起にならない事です。
その次の段階としては片手で空いた手で殴る形か切りつける形で構えることが大事です、決して空いた手を遊ばせてダランと下げているのは武になりません。体操です。
次に肘、もしくは袖、袖を高い位置で前側の位置、または肩は肩関節を動かしにくくする形、それぞれ両手、もしくは片手、そしてそれを後ろ側から稽古します。
これらは直接衣服、もしくは体を相手に制しられてからの形での理合の研究と稽古です。
・静止→押し→引き→乱取り

(3)剣の直接攻撃の形(正面、横面、突き)
 それとは大きく理合が異なりますが、正面打(あくまで剣で眉間の前を切りつけるので有り、おでこを突くのが現代武道の影響を受けた形で応用と心得るべきだと考えます。)、横面(眉間を少し斜め上から切つけるかもしくは肩から反対側の腰に対して対角線上に骨から肉ごと切つけるという形、決して空手チョップの平衡に腕を振り回すのでは無い)と突き(剣を突きさす形で有り、拳や腕力により殴りつけるのでは無い)の3つの形は剣技から来た理合の研究と会得の為です。
・後の先→先の先→先の先の先(読み、誘い)

(4)様々な攻撃形の応用
これは上級者がある程度の範囲の中でやるべきだと考えます。ただし、互いに信頼が有る間で無いと稽古にならないでしょう。
(0)から(3)の稽古だけでも現代人は時間も無く、会得するためを考えないと単なる運動の稽古になります。それでは何かを会得するには時間がかかり過ぎると考えます。

さて、本題の後ろ捕り
・まずは両手首を後ろから制した形の稽古からすべきです。
・その両手を体の前面にまで持ってくる稽古
・手首を制されていて、横に力を逃がす様な烏賊タコ柔術手法は禁物!
・取られれば半歩下がりながら膝を緩め、手先に力を出し自分の体に腕をつける
・手指を先に手前、手首を折る形を推奨される方々も居ますがこれでは手が切れる可能性が高く、手が離れれば他の攻撃を仕掛ければ良い事になります。水をこぼさない様な話もありますが初歩の関節技を教えているやり方ですね。
両手を出来る限り切らせない訓練が次のレベルへの階段になります。
・手甲はそらせて、体側に腕をつけて前に持ってきながら、相手の指関節を敏感に感じる事が大事。単に親指をひっかけるだけでは初歩の柔術。
・相手の引き方により、体の前のどのあたりに腕を持ってくるかは調整が必要、相手の足がつま先立ちになるのが理想。少なくとも相手の気持ちが浮きあがれば良い。
この時肩、肘、手首、指の状態を想像しないといつまでも初級。
・後ろワザは特に相手が見えないので掴まれた部位で感じるのと、反撃の隙がどうすれば出来るかを想像しないと、単なる一人よがりの力技となる。
・受の手を体の前面まで持ってくることが可能だと様々な形の技に展開できます。
・両肘を制されても基本同じ要領で動かす事が可能。全く別形で行っているのは理合の理解不足。応用の範囲で肘で相手の手指を感じる事。
・その発展形が後ろ袖取ワザ。
・体の前面までもって来れない場合に、腕返し等の技があります。この時は腰まで手を持ってきたならば、もう半歩脚を進めてから、腰を切り、その後に手首を回したり手解きを同時にしながら相手の腕を捕らえる(掴むのでは無い)、その後さまざまなワザを施す。
この手の技の場合は相手の向いた時に体の軸が一緒になっていると相手の体を残せません、こういう相手を残したい時は間合いと体の軸が異なる必要があります。
・立ち襟など片手の間合いを空けて、相手に向き直ってからワザを施す場合は相手と自分の軸は離したり、異なる必要があります。
・腕以外の部位、腰を腕で捕らえられた場合は半歩の後ろとの間合い詰は不要(すでに受が自ら間合いをつめている)直ぐに腰を落とし(しゃがむのでは無い、気を落とす)、同時に相手の腕を捕らえて合気をかける(相手との同一化を図る超初歩の合気)つかまない、指を責めない、手首から先を責めない。
初歩の初伝は指を責める、手首から先をつかみたおします。あくまでも初伝の急所関節技ですから。
・後ろ捕りの姿勢は上半身は常に垂直に立つ事。上半身は立つがどこにも無用な力を込めない事。
・股関節は出来る限り柔らかく腰をたてたまま垂直に落とす訓練を常日頃から心掛けて稽古する。股関節柔らかく、丹田意識して落とす。
・体の軸を逆にほぼ同一化してかけるワザは、肩落とし、羽交絞系統ですがこれも全く同じだと大きな相手が有利で、よく考えてかける事でしょう。
・自己の力は正中線、相手の正中線は外して浮かせればベストです。
・力は額線、喉線、心臓線、臍線、丹田線、が目安です。

以上、参考まで