稽古覚え書き9月18日 | NeoMackey_ITpro&古武道のブログ

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稽古覚え書き9月18日
 正しいと思われる手首のとり方、掌底側の合気ポイントと手首関節の取り方の練習。
  既に門下生には説明済ですが、大東流合気柔術は小手技が大勢をしめていると森総務長からお聞きして居ます。拇指球に合気が有り。そこを攻めると言う文言を多数の取材ても話されています。これは事実ですが合気のほんの一部の説明でしか有りません。もっとも拇指球の合気でさえ理解も出来ず、技に使うことが同門でもほとんどが出来ません。これを理解出来ない者は合気の入口にも来ていません。
西代森門下で森総務長指導時で合気の発露が見られたのは、F氏、K女氏、F女氏、K女氏、M迄です。抜き合気が森総務長から出来たと聞かされたのはMだけでは無いでしょうか?
多くの前記の門下生も合気が出来る時と、そうでも無く合気技が滑る時もありますが、体感で合気を掴んでいるのはこのメンバー迄です。
残念ながら森総務長の前では完全に合気を発露してなかったが、Mの元で訓練後にT氏は会得をしつつ有り、またN女氏、S女氏、K女氏も会得しつつ有ります。
 Mの元では森門下で無いH氏は合気を一部会得し、古参K氏も発展途上ですがあと一息です。Mの基で感触理解していれば稽古重ねれば必ず合気は出来て行きます。その他のMの指導下では、古参H氏を含めN氏、M女氏、等も確実に体で醸成されてきてます。話し逸れますが合気は一度会得した者から最低一度は体感していないと再現は不可能だと思います。

 残念ながら西代森門下でも会得からとおかったのは、K氏はまだ若い方でしたが全く理解出来ず技も森流では有りませんでした、ご年配のH氏と前記のK氏は以前琢磨会に居たK部氏の弟子でも有り、彼の合気が全く無い柔術を習っており、それから離れる事が出来なかった為に合気は全く出来ませんでした
 K部氏自身は四国伝の大東流合気柔術の初歩の技術を会得した後、合気が全く理解出来ず、大東流合気柔術から技術的に離れ、前程や忖度の多い体術の研究に偏られた模様です。
西代稽古生でR氏も晩年の西代によく出入りされてましたが、柔術どころか、関節技や力技を卒業出来ない技量のまま退会されてます。
 現在、基本技の何処に合気を入れて、惣角が技をされて居たのかを検証しながら、時宗氏分類の初伝技を施す工夫をしています。
 その中で相手の手首をこちらの手で取る形も多く、小手を詰めたり、小手から先を伸ばせさせて浮かす技術が多用されます。この具体的な形で四方投げを浅く握る四方投げ、深く相手の手首を取る四方投げ、半座の二ヶ条に分類されている入身詰め、小手詰、呼吸締(呼吸技は若干コツが異なります)、等同根の技術で可能と成ります。
 合気を施す時の簡単な注意点は、
・馬鹿握りにしない、
・肘をあえて曲げない、
・屈筋は禁物、
・肩肘手首の力は可能な限り抜く、
・剣先の力と腕から続く掌底からの力は出し続ける、
・丹田力は抜かない、
・息を止め無い一息で吐き続ける、
・下半身の力は漲らせるが緊張して力まない、
・股関節は緩めて開き膝を捻らない、
・爪先と膝は同方向に進むか固定、
・進むときは千鳥足の形のままで押すが捻りは入れない、
・上半身は前のめりにならず、
・猫背巻肩禁物、
・肩腰は左右同じで水平を保つ、
これだけです。

 後は手首周りは剣の握りで持つ事。
その剣の稽古は
・抜刀、納刀、7方向の切法。
・これを右手太刀、左手小太刀、逆の左手太刀、右手小太刀。
・立片膝、立居、正座。
・手の内を大事に、
拇指球で柄の峰を押さえる、上から巻き付かせない。小指、薬指ではさみ締めて、中指は力を入れず、人指は親指と力を入れず根元ではさみ持ちする、剣の時は人差し指は指し示すだけで力は入れない。手の中は丸く持たない。掌底からの力は剣に伝わる様に出す。
素手に成ると人差し指の力だけを出し続けるのが異なる。
で行えば良いでしょう。
 詳細の感触は稽古時に但し手の感触は、修行者の身体の練り次第と思われます。満点を目指さず及第点を取るには朝鍛夕錬たけでしょうか?