本日の欧州市場ではドル売りが一時強まった。
バーゼル銀行監督委員会が12日に合意した新しい銀行の自己資本比率規制が
あまり厳しいものにならず、
ユーロ圏金融機関の財務懸念が後退したことを蒸し返す形で
欧州勢が対ユーロ中心にドル売りで参入。ユーロドルは1.2835ドル、
ポンドドルは1.5488ドルまで上昇した。一方、
ドル円は一時83.84円まで売られた。
ドル円に関しては「早朝取引で買い上がった参加者から、
手仕舞い売りも出たのではないか」との指摘があった。
ニューヨーク市場では14日3時に8月の米月次財政収支の発表が予定されているものの、
指標が材料視される可能性は低い。
欧米の株価や米金利の動向に左右される展開となりそうだ。
市場関係者からは「時間外の米10年債利回りの上昇が続いているが
、この傾向が続くかが焦点」との指摘があり、
ドル円の動向を見る上で注意したい。また、
「ドル円は上サイドでは特にオーダーは目立たないものの、
下サイドで83.70円にストップロスが観測されている」との声が聞かれた。
その他、ユーロの動きに関し「NY勢もショートに傾いていると考えられる。
NY勢からも買い戻しが入るかもしれない」との指摘があり、注目したい。