大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみた その12 | 名古屋日本酒案内

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”大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみる”企画

 

<基本事項>
商品名:通の本醸造
蔵元:黄桜
内容量:180ml
価格:218円(税別)
原材料:米、米麹、醸造アルコール

精米歩合:65%

アルコール度数:15度

日本酒度:+1

酸度:1.2

アミノ酸度:1.2

 

 

今回は黄桜、通の本醸造です。

こちら、あまり見かけない商品だと思いますが、北野エースで購入しました。

(北野エースは意外と他ではあまり見かけない商品が置いてある気がします)

”通の”と付くくらいですから、当然こだわりの部分があります。

それは、吟醸古酒が5%ブランドされているということ。

たったの5%、されど5%。

果たして、どのような味わいになっているのか。

では本気出して味わってみましょう。

 

まずは冷酒です。

ほお、香りは良いですね。

白桃を思わせるような優しい甘い香りがします。

では、まずはそのままグビっといきます。

…ふむ、なかなか良い。

古酒感はあまり感じませんが、先ほどの香り同様、アタックは甘味が主体となっているからか、とても飲みやすいです。

これは、吟醸部分の功績ですかね。

たった5%ですが。

後半はちょっと辛いかな。

とういか、後口に辛さがずっと残っていますね。

これは苦手な人も居そうな気がします。

でも、全体的にはバランスが取れているのではないでしょうか。

 

次にグラスに移します。

おお、やはり吟醸香がより感じられます

でも、味わいはさほど変わらないですね。

ただ、グラスの方が香りを感じられる分、するすると飲めそうです。

しかし、やはり後口の辛さは気になります

 

次は熱燗です。

香りは、…ちょっと弱くなったかな。

ん~味わいも甘味が弱くなって、酸味の主張が強くなった分、辛さの幅が広がって、冷酒の時よりは引っ掛かりがありますね。

しかし古酒感が少し出てきましたね。

カラメルやビターチョコ的な味わいは感じられます。

辛さも温めたほうが落ち着いているような気がします。

これはどちらが良いかは、もう飲み手の好みですね。

 

では、ぬる燗にします。

…おぉ、これは香りから既に古酒感があります。

ミルクチョコとナッツのような。

味わいは、…お、これは美味しいですね!

僕が古酒好きというのもあってか、熱燗にした時よりさらにカラメルやコーヒー豆のような味わいが残るようになり、一気に引き込まれました。

こうなると、後口の辛さなんてもう気になりませんね。

これは良いですね。

 

最後は常温です。

うん!これも良いですね!

というか、常温が一番かもしれない

吟醸の甘味と、古酒のビタースウィート&ドライ感の良いとこ取りのような。

これもう古酒ですね。

たった5%しかブレンドしていないとは思えない

うん、美味しいです。

チョコと合わせたくなります。

 

では、結果は

☆4 美味しい

です。

冷酒→熱燗といったときはどうなることかと思いましたが、ぬる燗→常温だけでも満足できました。

序盤にあれほど気になっていた辛さが、途中から本当に気にならなくなり、これ、普通に飲んでたいなと、思いました。

たった5%のブレンドでここまでうまく造れるものなんですね、不思議。

いやあ、美味しかったです。