1年前の記憶
忘れもしない。
ちょうど1年前のこの週末
某学会から帰ってきた主人が、こんな事を口にした。
『スイスってどんなイメージ?』
ただ、それだけを聞いてきたので
何も知らないわたしは、たぶんほとんどの人が思うであろうことを並べて返した。
『ハイジとアルプスの山とチーズ。とか?』
これだけ。
まさか1年後に、こんな出来事をスイスで思い返すことになるとは知らずに。
そして、この言葉の意味を知るのは、またそれから何日か経ってから。
こんな大変な話だとは思ってもみなかったけど
たくさんたくさん話し合って
出した結論。
でも、現実に出した答えと
これから自分たちがどうなるのか、ということと
いろいろ考えれば考えるほど
不安や心配事が頭から離れず
漠然とした、何か苦しみのようなものから逃れられずに
毎日鬱々と過ごしていました。
それは、出発直前まで続き・・・
出した結論に後悔はしてなかったけど、常に不安でいっぱいでした。
踏み出す勇気がなくって、怖じ気づいていたのか
”なんとかなる” 頭ではわかっていても
見切り発車のような気もして、それも余計に不安にさせてたひとつだったのかも・・・
片時も頭から離れることなく、8ヶ月という長い間、常に悩み考えていました。
でも、暮らしてみれば、なんてことはなく
色んな人の力を借りて、異国の地でも家族元気に暮らしてる。
わたしたち家族に、素晴らしい機会を与えてくれたたくさんの人に感謝して
これからもこの地で暮らしていけたらと思う。
でも、こんな生活も、いつか終わりが来る。
そのときはどんな風に感じるだろうか。
こんな大人になるまで、こんな世界があるなんて
自分の身にこんな事がおこるなんて思ってもなかったこと。
主人にも、いい経験させてもらってると心から感謝。
山あり谷ありだけど
実りある海外生活にしたい。と
今は心からそう思っています。
