旅する猫の裸日記~北京編~ -8ページ目

旅する猫の裸日記~北京編~

2012年12月から中国は北京で働いています。実際に見て体験した色々なチャイナを徒然なるままにお届け。

毎日暑い日が続いてますね。

北京は湿度が低いので蒸すことはあまりないはずなんですが、
今年は去年と比べても猛暑で、蒸し暑いようです。
干ばつも発生しているくらいですから。

そんな北京初めての夏ですが。

先日家の玄関の鍵が壊れて中から開けられない状態となり、
会社をやむなく欠勤する事態となりました。

日本じゃ考えられない話ですが、
北京ではよくあり得る話だそうで。

会社の人も、
「あ、私も閉じ込められた事あります~。今日は暇だから大丈夫ですよ~」
と快く欠勤させてくださる?なんともゆる~い北京。

緊急事態ということで有休も使わず、お給料も引かれませんでした。



それで大家さんが戻ってくるまで1日中家で過ごし。

大家さん帰宅後に壊れた二重鍵を直してもらうよう伝えたところ、
大家さん修鎖(鍵の修理屋)になにやら電話。

ところが遅かったので修鎖は来てくれず、
結局大家さんがドライバーで鍵をこじ開け、
ガチャガチャと何か動かしたら直りましたとさ。


何でも使っていれば壊れるのは当たり前、
壊れたら直す、それだけです。

日本で鍵がそうそう壊れない事は普通の事で、
それは実はすごい事なのだけれど。

壊れたらすぐ不良品だの
サービスがなってないだのと言い出すのは
おかしな話で。

なんでもお金払っているから当たり前だとかサービス受けて当然だという
顧客(消費者)は対等でなく上だという感覚がどこかにあるから、
社会全体が傲慢な客に振り回されてギスギスしてるような感じがします。

おもてなしの心は強制されるものでなく、
本来自発的なものであるはずなのに、
顧客の過剰な期待や当然だという傲慢な心理によって
生産者やサービスの提供者に異常な精神的負担を強いている。

社会全体が病むのも分かる気がします。

細かい事はグダグダ言わない寛容な心が
日本人にはもっと必要なんじゃないかなぁと
なんとなく思うのであります。