今日は、下娘の学校にアイヌの方々が来てくれまして、体験講座なるものを開いてくれました。

私はアイヌ文化に触れたのはこの学校に子どもたちを入れてから。
だから、日本人のどれくらいの人が、アイヌとアイヌ文化を知っているのかな?と思う。
東北出身の私の祖母は、あからさまにアイヌを軽蔑し、税金泥棒的な発言もしていたけれど、多分その年齢の東北人の平均的な思考だったんだろうなぁと思ったりした。(祖母は大正ヒトケタ生まれ)
知らないということは、罪だと、その時に強く感じたものでした。
例えば、文字を持たず口伝(歌や物語)で伝承したり、肉食だったり、独自の言語・宗教・音楽であったり。それは国が違うのと同じくらい違うのですよね。
彼らが存在することが難しいということ自体が、国ってなんなのか?という問題提起でもあると思う。




文化論とか、人類学とかは難しすぎてよくわからないけれど、歌や踊りは大好き。
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わざわざ北海道から来てくださった皆さん



2時間という短い時間でしたが、聴くだけでない、集団で歌ったり踊ったりすることで、ウポポの楽しさを感じることができました。
歌って踊って嬉しくて、CDを2枚購入^o^
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リウカカントは、床 絵美さんの三枚目のCD\(^o^)/なんと!同じ市内に在住。ウポポの歌い手さんです。
透き通る歌声、響き、リズム、音階…
歌には理論と根拠がある。と思うのですが、ウポポの謎がちょこっとだけ、解けた今日の体験講座でした。

ちなみに、上娘は刺繍、下娘は彫刻で、アイヌ文様を制作しておりました。
いつかコタンを訪れたいと思っています。