Jプロツアー 14戦 宮田高原ヒルクライム | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

長野県にある宮田村。
昔トレーニングで通過していた村でしたが、数年前こら、ここで、Jプロツアーのレースが開催されるようになり、毎年来るきっかけになった。
アルプスの山を眺めながら、空気の綺麗な空間。
昨年迄は、クリテリウムのみでしたが、今年からヒルクライムレースも開催されるようになりました。

コースは、宮田高原キャンプ場へのアプローチでもある登りコース。
10,7キロで、860㍍登る。平均勾配は8,6%と走りごたえのある登り。
道が狭くて、ツールド熊野の山岳ステージのようだった。
レースは、パレード走行後、一旦停止して、リアルスタート。
たまたま雨がこの時間止んでくれてたから良かったけど、リアルスタート迄の30分待機。雨に打たれてる可能性もあったと思うとぞっとした。完全に身体が冷えて身体が動かなくなる、、
来年同じ状況になるなら、対策が必要だな。

リアルスタートして、かなりの急勾配を海外選手達が、ガッカリペースをあげて、2キロ地点のUターンする所で既に外人選手7名の先頭集団が結成されたのが見えた。メイン集団も勿論追走で、ペースが速い。

一昨日、鹿野山のタイムで調子が実は良いのかも?とあわい期待をさしたが、トレーニングがシッカリ出来て居なかったことは、レースでもシッカリ出てしまった。
足がスカスカでまるで自分の足ではない感覚。
バラけたパックで登るも、ペース作って貰い、ただただ付いていくだけ。
出来るだけペダリングのロスを無くし、足踏みにならないよう意識意識しながら
今出来るギリギリのペースで走った。
残り1キロ地点で、少し気持ちも切れ気味になった所でペースダウン。
後ろから、10名弱の集団に抜かれてゴール。

結果は45位(116名中)
トップから6分31秒遅れ

あと6分31秒速く登りたかったなぁ~。
1~5位は、外人選手勢
日本人トップは6位の増田選手
私の前には合計外人選手9名
日本人選手に比べて比率が少ないのに、ごっそり上位に入っているってことは
日本人選手とのレベルの差でしょう。
しかし彼らも、ツール、ジロなどのグランツールでトップ選手ではない。
んーやっぱり世界レベルって凄いなぁ~と感じる。
彼らが日本に来て、日本で走ってくれていることは、日本人選手にとっても
良い目標にはなるので、凄く有難いですね。

来年は勝負出来るように身体をパワーアップしてきます。

ゴールは宮田高原キャンプ場。
景色が素晴らしい。
のどかな場所でした。(^^)