ヒルクライムチャレンジレース 甘利山 試走 | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

昨年から始まったヒルクライムチャレンジレースの甘利山大会に
ご招待頂きました。

今回、発開催ということで、コースは私も走ったことはなかった。
事前の情報では、かなり勾配がキツイということを聞いていたので
楽しみで仕方がなかった。

コースの難易度から言うと、上級者向き

コースの情報
距離:11.7キロ
標高差:1146m
最大勾配:13.5
平均勾配:9.6

どのくらいきついかというと
激坂ナンバーワンヒルクライム大会で有名な
富士国際ヒルクライム あざみライン
コースの詳細
距離:11.8キロ
標高差:1200m
最大勾配:22%
平均勾配:10%

ザックリだが比べてみてほしい。
距離もほぼ一緒。
最大勾配は、あざみラインに大きく軍配は上がるものの
平均勾配もほぼかわらない。
あざみラインまではいかないが、ほぼ同等のキツサがある。
と思って良いだろう。


朝方、チームカーから、スペアホイルを積荷に、GMが仕事で参加されている
湘南国際マラソンのスタート&ゴール地点、大磯ロングビーチに寄った。
交通規制がかかる関係上、朝6時に着くように出発。
ほぼ睡眠がとれず、眠さはMAX。
無事、スペアホイルを積み込み、今度は河口湖へ用事があったため、下道で向かう。
富士山須走りが思った以上に混んでいて足止め食らったが
無事用事も済ませ、会場に13:00前には到着できた。

大会関係者様と合流、同じサポートライダーを務めるスガ選手(プジョー)
とコースの試走をしました。

F1002331.jpg
まず、街中を30分程度パレードして、スタート地点に向かうこの企画は
面白い。
人並み外れたところで開催するだけではなく、地元の人たちへのアピールや
地元の人たちと一緒に楽しむというコンセプトは大事だと思う。

ただ…、パレード区間から既に相当登っていて、最後尾は30分では着けないのでは?
という不安が過ぎった。

そこは、開催に慣れているマトリックスさん含め、上手く調整するとのことなので
一安心。

スタートを超えると、スグに激坂区間に入る。
いきなり、13.5%の激坂は続く。
7キロ地点までは、ずーーっと容赦ない激坂が続く。

私たち、Jプロツアーの選手でも、39×25は欲しい所。
完走を目指す人は、もっと軽いギヤー(コンパクトドライブ)の選択もありだろう。

私は、登りに関しては、リズムがとりやすいと感じた。
ラスト4キロ(ハーフコース)のゴールを過ぎると勾配はやや落ち着くが
けして緩いわけではなく、十分走り応えのある坂が続く。
時折、コースから見える絶景、富士山は格別にいい。
更にこの季節は、紅葉が綺麗で走っていて気持ちがよい。

とっても走りたくなるコース&レースだと感じました。

コーナーが多く、カーブもきつい為、下りはかなり慎重に下って
欲しい所。
勾配もあるので、ブレーキを離すとスグスピードが出てしまう。
かといって、かけっぱは良くない。
ブレーキを上手く使って欲しいですね。
気温もかなり低いので、厚手のグローブは必須!!
F1002334.jpg 
携帯カメラだと限界がありますが、肉眼では
富士山がとっても綺麗だった。

明日のレースが楽しみで仕方がないです。