チャレンジライド | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

土曜日、下総レースでて、その後人と待ち合わせ。
なんだかんだで、忙しかった1日で、帰宅は夜中。

明日はチャレンジライド開催するから、早く寝なくては。

朝目覚ましが鳴る前に起きた。

珍しい…。

朝はチョット肌寒いけど、走り出せば問題ない。

平塚まで自走。
9時に到着。

参加者は、10名くらいか。
暖かくなってきたので、今回は山を少し入れました。

コースは、平塚→土山峠→宮ヶ瀬湖→裏ヤビツ峠→平塚

平地は時速30㌔程度で、登りだけ各自自由設定。



土山登りまで、ペースで引く。
登りに入ると、ゲンゲンと大森君がペースアップ。
練習という気持ちで走っていなかったので、ここは見送った。

裏ヤビツ峠も登りまでまとまって走る。
細い道をダラダラ上がるのだが、左には川が流れ、かなり雰囲気はいい。
ただ、観光が多くて、休日は車が多いいのが残念なところ。
今回は午前中に入ったので、気になるほど車が多くなかったのがよかった。

程なく走ると、クラブ員さんにメカトラ

ディレーラーがホイルに入ってしまって、完全に走行不能状態。
困ったなぁ~。

無理矢理粗治療で治してみるが、数百メートル走って
またガシャガシャ~

頂上まで登りがあと8キロは続く。
登ってしまえば下ってなんとかなるのだが~。

みんなで、ディレーラー外して、チェーン短くして
とりあえず走行
見たいな案はでるが

誰もチェーンカッターもトメピンも持っていない。
なかなか持って走らんよね~。

車止めてヒッチハイクとか、チャーンカッター持っているサイクリスト
居ないかなぁ~

そんな都合いい話はなかなかないのだが

次に上がってきたサイクリストさん
ツーリングっぽい

駄目もとで
『すいません!チャーンカッター持ってます?』

って聞くと
『持ってます』
という。

スゲェーーー

さらに止めピンも持っていた。
ホント神様に見えた。

峠の下で知り合ったという2人組みで
ツーリング中。

本当に助かりました。
ありがとうございます!!

また、自転車を修復してくれたクラブ員さん
ありがとうございました。
アットホームなベルマーレクラブは最高です。


ツーリングのこの2人さん
私も、ツーリングから自転車に入ってきた人間なので
話が本当に合った。

ツアラーっていいよね。
何処で旅していても、すぐ仲良くなれる。
みんな仲間みたいな。

なんか懐かしい雰囲気にほっこりした。

あそこ行きたい。行ってみたい。
行き当たりバッタリ。

今日はここで寝よう。
トイレでも、バス停でも電車の駅でも。
屋根のない公園で寝袋で寝ていたら、雨に降られたとか…

そういった全てのことがとても楽しい。

私はツーリングでいろんな所で寝たけど
どこが一番すごい所でねましたか?
って聞かれることがよくある。
今回もそんな話になった。

行き当たりバッタリの私は
フランスでアルプス山脈を登っていた。
日が暮れて、真っ暗。
車1台も通らない山道で、凍るような寒さ。

まったく前が見えない状況で、ガードレースなし。
断崖絶壁。

とりあえず登ろう。

なんとか登りきったけど
とてもじゃないが怖くて下れない。

しかし、ここは標高2000m級
寒さで凍えそうだった。

友達と二人して
テントもってない。

野生動物が本当に怖かったが
ここで、ありったけの洋服着て
輪行袋まで使って寝袋にくるまった。

生きた心地しなかったけど、朝を向かえられた時は
幸せを感じた。


まぁ~旅はいろいろあるよね。

ハプニングもあるけど
旅してて思うことは
地域、国によっても
人の価値観は大きく違う。
チョットしたクダラナイことでイライラしても
そんなこと小さなことなんだなぁー
って思える。

私自身の生き方としても
若いころの旅の影響は大きい。

選手引退したら、またツーリング行きたいな。