日本一を決める重要なレース。
年々距離が伸びるこのレースは、今年なんと252キロ!!
ワンデーのロードレースでこんな距離走ったことはないぞ(^^;)
登りもある周回コースだから、流れは悪くなるし
時間にして、7時間くらいかなぁ~
ミラノ~サンレモか!?
距離が増えたことで、何が変わるのか?というとレース展開。
200キロと250キロのレースでは全くことなる。
序盤にアシスト選手や一花咲かせたい選手が逃げ
泳がして、組織だったチームが追う。
セオリーとしてはそーなる。
私は、身体の調子がやっぱりよくならず、身体に力が
入らないまま、この日を迎えてしまった。
前日からは、身体の調子が悪いことの記憶を
脳から削除した。
エントリー150名
当日の出走は145名
完走40名
岩手の朝は肌寒いけど、天気は素晴らしくよく
のどかなところだ。

2枠あるロンドンオリンピックの切符。
既に内定が決まっている別府選手は不参加。
ヨーロッパレースに出ている宮澤選手も不参加。
それ以外は、海外で活動している選手も帰国し
このレースのスタートラインに並んだ。
朝8時、定刻通りスタートが切られた。
さぁ~長旅の始まりだ。
1週目、スターとして数キロも行かずに、8名くらいのアタックが決まる。
そこに反応できた場所にいた私が20メートル程開けてアタックで飛び出した。
飛び出す気持ちはさらさらなかったが、気がついたら身体が動いていた。
しかし、全く力が入らず、自転車が前に進まない。
体調の悪さを頭から削除したはずが、どうやら復元してしまったようだ。
このまま行っても、即切れする可能性が高いから
集団に戻ろうと思ったけど、後ろから、シェルボ奈良の澤田選手が追いついてきて
先頭交代を要求される。
そりゃそうだ。
前に出ると、口から心臓が飛び出るほど苦しい。
これはアカンわ。
登りに入り、モリモリ踏んでいく澤田選手にさよなら~を心から送り
私は集団に戻った。
後ろから、平塚選手(シマノ)井上選手(BS)中島選手(愛三)
遠藤選手(キャノンデール)が後追いで追っかけていく。
逃げ集団が決まると
集団は恐ろしくスローペースになり、前との差は見る見る開く。
あっという間に、11分差。
ただ250キロという距離で、このタイム差は無いに等しい。
どこも集団を引くところが無く、無法地帯。
そんなとき、後ろの審判車?からか、レースが成り立たないから
ペースを上げろ!!ってマイクで叫んでいる。
可笑しな話だ。
確かに、先頭から10分遅れると、タイムアウトとは聞いていたが
250キロの長丁場のレースでは、逃げとメイン集団の差は
もっと開くだろう。
スタート1週目から決まった逃げに、序盤から力使って
追走するチームはなかなかいない。
みんな本気で勝負しに来ているのだから、余計な仕事はしたくはないからね。
10分遅れたからといって、メイン集団を降ろしたら
ナショナル選手権は成り立たないだろう。
中島選手(愛三)が吸収されたのか?
その辺よく見てなかったが、愛三が引き出した。
愛三は、西谷選手がエースだろうな。
特に差は詰まってなかったから、追走というよりかは
集団の安定化の為かな?
彼らだって、まだまだ先があるのに、そー力は使いたくないだろう。
集団内では、優勝候補の筆頭である、ヨーロッパプロの
土井選手が、登りを恐ろしいくらい軽~くこなしている。
私は、息が上がっているのに
ふつーに喋っているしw
余裕過ぎるだろ(^^;)
私の足が攣り始めた…
あまり残り距離を聞きたくないなぁ、、、、
と心の中で思っていたら
山根監督があと10週 150キロ!!
って、にこやか、さわやかスマイルで

えぇーーー
聞いてしまったよ、、、
こっからは、我慢大会の始まりです!!
レースは、淡々と進み。
150キロくらい(残り100キロ)辺りだったと思うけど
今度はシマノが引き出した。
これは完全に土井選手への動きかな?
逃げとの差は、1週(15キロ)に付き、3分ずつ詰まって行く。
シマノのブルーとレイン、速ぇなぁー
200キロ超えたところで更にペースアップ!
私は登りで両足が痙攣してしまい、完全に止まってしまった。
情けない、、。、
残り2周回を残し、レースを降りた。
優勝は、土井選手(アルゴール シマノ)
トップタイムで6時間55分
長いレースだ。
ヤッパリ全不調だな。
全然身体に力が入らないのが問題だ。
心辺りはあるから、先ずはそこからだ。
追伸:
日本一を決める全日本選手権って、毎年世界選手権代表や
オリンピック代表の選考会も兼ねていることが多い。
でも、全日本選手権勝っても代表に選ばれなかったり
自転車競技連盟の推薦基準がどうもわかり難かった。
批判も随分されたと思うし、、
今回は、選考基準が明確にされていてわかりやすかった。
しかし、UCIポイントとJCFポイント、オリンピックなんとか
を合計したJCF独自集計ポイント!!
というのがわかり難いし、レース環境によって出れるレースも
様々なので、公平差を保つのは難しいんじゃないかな?
2ヶ月以上早まったナショナル選手権に世界自転車競技連盟から
認められず開催された全日本選手権は、UCIポイントが付かない。
頑張った選手の評価の物差しって順位だったりポイントだったり
もするので、これまた評価が難しい。
そのJCF独自ポイントを使うと、新城選手が、別府選手の次の
ポイント持っていて、全日本選手権を誰が優勝してもポイントは
ひっくり返らないことになる。
そんな選考会を、UCIポイントが付かなくなってまで
2ヶ月早めて行う理由はイマイチわからない。
モチベーション下がりそうだったから、レース終わるまで
記憶から消していたんだけどね。
同じことを思って、メラメラ闘志を燃やしていた選手&チームは
多かったんじゃないかな?
枠を取りに貢献した選手を優先にって気持ちもあるけど
わかりやすく、ガチ勝負の全日本選手権1本で決めれば
シンプル&わかり易くて素敵だと思うんだけどなぁ。
勝った土井選手は、素晴らしかったけど、オリンピック行けな
かったらファンも悲しむね。
卓球でも、一度も全日本選手権に勝ったことがなかった
福原愛ちゃんが、オリンピック代表に選ばれていたことも
本人としても納得行かない部分はあっただろうけど
今年は勝てたから気持ちよいだろうな。
自転車に限らず、他競技でも選考基準が不透明な所が
多いので、運営側から難しいのかもしれないけど
選手や応援している方からすれば
シンプルでわかりやすいのがいいんじゃないかな。
とかとか思ってしまいました。
まーそんなことより、私はもう少し走れるようになろう。