Jプロツアー5戦 栂池サイクルロードレース | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

レース名:Jプロツアー5戦 栂池サイクルロードレース


会場:栂池高原

距離:17.1キロ

カテゴリー:Jプロツアー

エントリー人数;75名 完走75名
湘南ベルマーレ: 平林、頓所、武田 佐藤、紺野、金田 6名



6/13

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)48分20秒
2位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)+28秒
3位 ヴィンツェンツォ・ガロッファロ(マトリックスパワータグ)+2分17秒
4位 畑中勇介(シマノレーシング)+2分29秒
5位 鈴木譲(シマノレーシング)+2分32秒 
6位 矢部周作(パッソ・ディ・シルベスト)+2分36秒
7位 乾友行(竹芝サイクルレーシングJPT)+2分40秒
8位 平林昌樹(湘南ベルマーレ)+2分50秒
9位 斉藤亮(京都MASSA-FOCUS-SUPER B)+3分02秒
10位 屋部佳伸(チバポンズ川口農園cyclowired)+3分15秒

20位 頓所哲郎(湘南ベルマーレ)+5分19秒
25位 佐藤知紀(湘南ベルマーレ)+6分04秒
43位 武田耕大(湘南ベルマーレ) +9分12秒
67位 紺野元汰(湘南ベルマーレ)+13分11秒
71位 金田智行(湘南ベルマーレ)+14分40秒

公式リザルト

http://www.jbcf.jp/race/2011/sokuho/tsugaike2011-kai.pdf



使用機材 フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL

http://www.giant.co.jp/giant11/index.php

コンポ:SRAM  レッド
http://www.giant-pa.jp/sram/sram_index.html

タイヤ:ジップ

http://www.giant-pa.jp/zipp/zipp_index.html

ホイール:ジップ303
http://www.giant-pa.jp/zipp/zipp_index.html

サングラス:SWANS

http://www.swans.co.jp/

ヘルメット:GIRO
http://www.yamamoto-kogaku.co.jp/giro/

補給:凌駕

http://mackey381.shop-pro.jp/

シューズ:ガエルネ
ttp://www.dinosaur-gr.com/gaerne/index.php

オイル:トレーナーズ マッサージオイル
http://mackey381.shop-pro.jp/?pid=32103401

ジャージ:F2P

http://www.f2psport.com/


=======レースレポート=======


今年から予選、決勝というスタンスではなくなり

1本勝負になった。


私は、エンジンのかかりが遅いので、2本行われた方が

嬉しいのですが、1本勝負


わかりやすくていいですね。


17.1キロ 標高差1200M 最大勾配10% 平均勾配7%

ここをどうやって登って行くか。


それだけだ。


私の昨年のタイムは51分43秒


トップの狩野選手、森本選手は48分台


私も当初の目標はそこに置いていたが、

今の私の強さ、調子の悪さ、体重増加では、50分~51分前半を目標にした方が

現実味があった。

50分台でゴールできれば、上位は間違いない。


今回の目標は、最低6位以内

最低タイムは51分台でのゴールすることだった。

逆算して、1キロ何分で走ればよいのか?


目標を設定した。



同時開催で秋田で行われている、全日本選手権TTもあるが

登りで勝負をする選手は例年通り栂池に集まった。


前日まで、筋肉の張りが取れず、今回も厳しいかなぁ~?

と不安はあった。


愛用のマッサージオイル を使って、念入りに全身マッサージをして貰った。



マッサージ効果は大きかった。



当日の朝、思った以上に筋肉の張りが取れた。


不安は解消した。


ヒルクライムは、1時間以内の勝負

無駄な物は持ちたくない。


スタート2時間前から、グリセリンローディング を始めた。


朝食を食べてから、ゆっくり飲みながら集中する。

会場までは15キロ程。

自転車で、ウォーミングアップを兼ねて、30分乗った。

更に、登りで、軽く心拍数をあげておく。


できるだけ、不要なものは出す!!

トイレに通い続け、スタート時間を待った。


ボトルには、3分の1程度の凌駕を溶かしたグリセリンドリンク を入れる。


スタート3分前。


緊張するなぁ~毎度毎度(^^;)


レースは定刻通りスタートしました。


例年だと、スタートから、強烈なアタックがかかるが

今回は比較的落ち着いていて走りやすい。

ペースは、速くはなく、むしろ遅く感じた。


まだ自分でペースは作らずに様子見。


スタートからちょいちょい抜け出す選手がいたが

ペースを上げているのかアタックなのか?


いづれにせよ、危険な動きではない。


10メートル程集団と離れた数名がいたけど、


2キロ地点で集団はしっかりひとつに


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(写真:シクロワイヤード)


急勾配を登りきって、ペンション街は時速40キロで進む。

速いけど、問題はないペース。


4キロ地点では既に集団は17名


森本さんがここにいなかったのはビックリだしたが


顔ぶれは、ほぼ何時ものメンバーだ。


日本の山岳王、狩野選手がペースを上げると、流石に苦しくなる。

心拍数は90%に突入し、いよいよ本格的な振るいがけが始まった。


毎年の血決勝スタート地点を越えた、場所(スタート6キロ地点)で、ペースが上がった。

前は、狩野選手(ブリジストンアンカー)、増田選手(宇都宮ブリッツェン)

ガローファロー選手(マトリックス)

の3選手のペースが他の選手より1段速く、それについていけない選手と別れた。

下の写真がその時の構図



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(写真:シクロワイヤード)


集団前方にシマノの鈴木譲選手と、畑中選手。

その後ろに見えるベルマーレジャージ、4番手が私です。

ここは誰もがキツカッタ場面。



誰もが好きで遅れる選手はいない。

追えたら追っていますよね(^^;)


このすぐあとに、集団も追走が入り、崩壊する。

シルベストの矢部選手を筆頭に

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追走集団、バラけだした5番目にいる、ベルマーレジャージが私です。


この後、私もペースアップし、5番手まで順位を上げた。


増田選手と、狩野選手の姿は見えないが、3位 ガローファロ選手の姿は見える。

タイムにして30秒前後くらいか?


私のチョイ前には4位 乾選手。

あそこまで追いつく!


矢部選手、屋部選手とパックになったので

協力し、乾選手を捕らえる。

これで、前は3人。


ここからはペースでまず、3位のガロッファロ選手まで捕らえたい。

私は、3位になれるチャンスをものにしたかった。


乾選手は余裕があるのか?

インターバルをかける。


今は、まず前を捉えたいので、無視。

ペースが合う矢部選手と先頭交代しながら前を追った。




しかし、前を捉える前に、後ろから、シマノとレイン2両編成がやってきた。

鈴木譲選手と、畑中選手。


追ってきていることは知っていた。

畑中選手の為の、鈴木譲選手のアシストか?

いずれにせよ、追いつかれては分が割悪いと思っていたので

追いつかれたくはなかったが、

残り4キロ地点で追いつかれた。


ここから、ペースを作るのは鈴木譲選手。

いいペースだ。


私の心拍数は92%~93%

普通に苦しい領域だ。


残り2キロで、苦しそうにしていた畑中選手がアタック!!


私も追おうとはしたが、ペースが上がらない。

その後も、鈴木譲る選手はペースを崩すことはなかったので、

この集団で行こうと、妥協してしまった。


この時点で、ガロっファロ選手と畑中選手を捕らえることは

難しくなってきた。


更にラスト1キロで、ペースが上がりだすと

私はそのスピードの変化にリズムが崩され

対応ができなかった。


湘南ベルマーレ所属 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記
(写真:シクロワイヤード)


自己ベストを30秒更新はしたものの、結果は8位


けして納得のできる結果ではない。


あの時、なぜ攻撃しなかったのか?

だから逆に攻撃されてやられてしまった。


ゴールしても、足は余っていた。

まだまだ、追い込めたはず。


表彰台の可能性も大いにあった。


昨晩、全身マッサージしてもらったり、準備してもらったり

サポートしてもらいながら、自分自身がそれに答える

走りができなかった。


力を出し切れずに終わったこと、

自分自身の準備不足だったこと、

自分に対する甘さ。

悔しくて悔しくて仕方がなかった。


来週は富士山


今度こそ、力を出し切ろう!!