UCI1-2 熊本国際ロードレース | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

レース:UCI1-2 熊本国際レース


コース:山鹿市菊鹿地区ロードコース


http://www.kumamoto-road.net/course2.html

距離:12.9キロ×12周回  154.8㌔

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カテゴリー:UCI1-2

エントリー人数;86名 完走:28名

湘南ベルマーレ:6名 平林、山根、小室、原川、武田、佐藤

リザルト:小室:FAD 山根:FAD 平林:FAD 原川:FAD 佐藤:FAD 武田:DNF

正式リザルト


http://www.kumamoto-road.net/co/Communique3.pdf



使用機材 フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL

コンポ:SRAM  レッド

タイヤ:ジップ

ホイール:ジップ303

サングラス:SWANS

ヘルメット:GIRO

補給:メダリスト

=======レースレポート=======


今年で、第2回目を迎える歴史の浅い大会で、今回初めて招待を頂き、レースに参加してきました。
昨年に出た選手の話だと、かなりサバイバルなレース展開になるコースだという。

昨年も、出走100名で完走26名とかなり厳しい状況からも、レースのキツサが伺える。


コースは、ざっくり、登りが3っつ。一つはゴール前、400メートル、勾配4%程の登りと、1、2キロの勾配がキツメの登り(なんとなく宇都宮の古賀志林道に似ていた)と、その後、一度下ったあとの登り返し(これがキツイ)
昨年も、この登り返しの所でバラケたという情報なので、要注意な場所だ。



登りのない部分でも、コーナーが非常に多く、クリテの立ち上がりダッシュのような区間ばかりで、トータル的に休める区間が非常に少ない厳しいコースだと思う。



チームからのオーダー

今回は、特に誰がエースでというオーダーはなく、兎に角自分たちでレースを作って行きたかった。


レース

レースは、定刻通り10時にスタートした。




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(フォト:シクロワイヤード)


湘南ベルマーレからも積極的な動きをするも、逃げが決まったのは、鈴木譲選手(シマノ)、山本選手(鹿屋)の二人。


これをメイン集団は容認した。



2人で、150キロは厳しいという判断。集団は泳がせる感じで、ペースもスローペースになった。


ペースは遅いが、前との差もあまり開かず、最大でも2分半程度しか開かなかった。


どこが主導権を握るということもなく、まとまりがない感じ。


前2人で、2分って、集団が追えばすぐに捕まる範囲。誰も焦りはない。



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(フォト:シクロワイヤード)


そして私たちも、本格的にレースが始まる後半に備え、足を貯めておく。


中盤になってもレースは動く気配はない。先行している、シマノと鹿屋以外はどう動くのか?主要チームがまったく動かないのは不気味で仕方がなかった。


これだけスローペースだと、みんな足があまっているので、後半のペースアップは確実に速い。チームメイトは、全員メイン集団にいるので、私が動いてもよい状況だ。


毎回毎回、ペースアップで遅れるのは悔しいので、何か別の動きを試してもよいころだ。


前もあまりペースが上がっていないので、数名で追走を作り、前2名と合流、中盤から足を使って追いつく形であれば、足を後半に残して置くこともできるので、後ろから優勝争いのメンバーがきた時に合流する作戦もありと思った。



そんな動きをしたかった6周目。


常に先頭付近で様子を伺い、一番キツクてバラけやすい、上り返しの所で後ろを確認後ペースアップをした。


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(フォト:シクロワイヤード)


後ろを確認しているベルマーレジャージが私で、その横のベルマーレジャージがコースケだ。


この後、ペースアップし、コースケと二人で抜け出し、前を追う。


が!


集団も行かせてくれなくて、追ってくる。こちらもかなり踏んでいるが、後ろも見える位置から離れない。一列棒状でハイペースで追ってくる。


コースケに諦めずに踏んでいけば、離れる!と言い聞かせ、ローテーションでペースを落とさないようにする。


特に、下りやコーナーは少人数が有利。できるだけギリギリのラインをとってブレーキをかけない。


直ぐに前との差が、1分に縮まり、2人で追えば、追いつく!と確信した。



後ろからアタックがかかり、有力選手が数名追いついては来る。、いい感じかと思ったが、程なくして集団に吸収された。


丁度、スタートゴール地点の登り手前で吸収され、さらにペースが上がる。登りが相当苦しかったが、ここは我慢しきれた。でも、その後も活性化は収まらず、ペースが速い!立ち上がりダッシュ区間は全開!


その後の登りも速くて集団バラバラ


その後の上り返しの登り頂上付近で遂に力尽きてしまった。ショック!


さっきは、攻撃を仕掛けた場所だったが、今度は、攻撃を仕掛けられてしまった。


またコースケも同じ所で力尽き、また二人で、今度は前を追う羽目になった。。


全開で追うが、前も一列棒状。乳酸出まくりで、1週追ったけど、次のスタートゴールの登りでピタっと足が止まった。


完全にオーバーヒートだ。


その後は、苦しみとの戦い。グルペットで、ゴールしましたが、トップから10%セント以上のタイムだと、タイムオーバーとなるルールに引っかかってしまい、リザルトに順位は付きませんでした。



結果的に、『力不足』になってしまうけど、簡単に片付けることではなく、これはその場で走った人間でしかわからないと思うけど、コースケと上手く連携して動けたことはよかったよ思う。 


考えて行動し、何をするのか?をしっかり思い描いて行動したか、しないかでは、同じ遅れるにも意味は全く違ってくる。


今回は成功しなかったが、こういった動きをしていれば、今後、タイミング、チャンスは必ずくる。

そして、それを何度もできる実力をつけること。等が課題だ。

因みに、後半グルペットだったにも関わらず、


4時間25分で、平均心拍数:162(83%) MAX心拍数:192(最大心拍数は195) 

二人で走っている時間もそこそこあったので、平均的な強度も高い。相当キツかったわけだ。



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(フォト:シクロワイヤード)




この集団が、私達がいた29位集団。先頭は小室選手