血液検査の結果 CKの数値が… そしてヘマトクリッ | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

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国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

血液検査の結果と、歯医者、それに疲れが溜まっているので、ビタミン注射を打って貰いに、首の調子がよろしくないので整形外科に。午前中は病院をはしごしてきました。




まず、先日心電図をとりましたが、再度日を改め、念のために心電図を行いましたが、心臓には異常はありませんでした。




痛みも引いてきたので、問題はないと思われます。




私は、年2回をめどに血液検査を行っています。(本当はもう少しやりたいところですが…)血液検査は、健康面の確認と、自分のコンディションを知る為などのいろんな意味があります。






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私の数値など公表しても、興味ないかもしれませんが、折角なのでブログのネタにしましたニコニコ






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検査結果は、上記の画像の通り、2箇所以外は正常値でした。




2箇所、異常がありました(泣)




【H】となっているところが、異常な数値というわけです。




ZTTは、0.7上回っているだけなので、これくらいは平気だそうです。




次の、CKと言うのは、『クレアチンキナーゼ』と言われており、筋肉の中にある酵素です。なので、このCKの値が高いということは、筋肉の細胞が壊れていることを意味します。




CKの値が高くなる病気には、心筋梗塞の疑いが高くあるといわれています。


CKには、筋肉型、脳型、心筋型の3つのアイソザイムがある。


心筋梗塞のときには心筋型の値が上昇する。




本来、50~240IU/?が正常値の所、私の数値はそれを大きく上回る447IU/?でした。




正直、ヤバイ値です。。。






ショックでしたしょぼん








しかしながらCKのみっつのアイソザムは正常値だった。








即ち、病的というより、練習やレースで過度に身体を使っており、回復が間に合っていなくて、『疲れていた』という結果です。




自転車ロード競技は、持久系の中でも群を抜いて厳しい競技だと思う。練習量も多いし、レース時間も長い。そしてレース数が多い。どうしても回復にかける時間が疎かになりがちになる。運動していると、アドレナリンが分泌されるので、無理すればいくらでも身体は動いてくれるのだが、それが、行き過ぎると、オーバーワークになってしまう。




自分の体感を頼りにしていると、まだまだ行ける!!


と思ってしまうが、数値を見ると、一目瞭然。


こんな状態でレースを走っても結果が出るわけがないし、この状態で走る意味もないと思う。




レース後の翌日。数値は計ったことないけど、体感の疲労度はこの血液検査をした時とは比べ物にならない位、疲れきっているので、どんな数値が出るのか…(^^;)  興味がある。




是非、今度計ってみたい。






そして、最後に気になる項目は、【ヘマトクリット】値




自転車を少しやられている方なら、1度は聞いたことのある言葉だと思います。


持久系アスリートにとっては、意識する値ですね。




50%を越えている選手はドーピングの疑いがある!と言われています。


以前、ジロデイタリア&ツールドフランス、ダブルツールを制覇したマルコパンターニは、このヘマトクリット値が52%という値で、次の日、出走出来なかった。




ヘマトクリット値とは、血液中に占める赤血球の割合ですね。少なければ、サラサラ、多ければドロドロ。




赤血球が多いということは、ヘモグロミンも多く、より多くの酸素を体内に運べることが出来るので、持久系には有利となる。




これは、遺伝や、高地で生活をしているコロンビア等、いろんな環境で変動はしてしまうようだが、少しでもヘマトクッリット値を増やす為に、マラソン選手等は、よく高地トレーニングを行いますね。




そして、自転車界で問題になっているのがEPO(エリスロポエチン) 色々な病気で赤血球が低下してしまい、貧血が起こる。そういった方に使う薬なのだが、健全な人間の身体が使うと、正常値を越えてしまう。それだけ、ヘモグロミンが増え、運動能力は上がるのだが、正常値を越えると、血がドロドロになりすぎて、血液が詰まってしまったりする。心筋梗塞など怖い病気のリスクもあるわけだ。




世界自転車競技連盟(UCI)は、多分、ドーピングをやっているかやっていないかの問題より、正常値を越えると、身体の危険性があるから、出場を停止しているんじゃないかなぁーと個人的には思っています。




競技者にとっては、ギリ50%に近ければ、それだけ持久系の運動には有利なわけなので、そこを結構気にして、高地トレーニング等していくわけだ。




そんな、私のヘマトクリット値は






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48.2%




著しく50%に近いので、競技者としては嬉しい数値。




だが、トレーニングや自転車の筋肉、その他諸々があって、やっとこさ結果がでるのだと思う。


これだけで、身体能力が強いわけではないのであしからずニコニコ








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ビタミンも注入して頂きましたニコニコ




首も矯正してきました。まぁ~首は骨の形が悪いので、どうにもならないのですが、首から肩、背中、腰と全てに影響が出てくるので、整形外科さんに頼ります。




そんな病院はしごの午前中でした。






午後から自転車乗るぞぉーーグー