レッスンでは、考え方の偏りを見つけ、その考え方を手放してニューラルな状態を目指すことになります。
多くは、自分の中でダメだと思っていることや禁止していることを実験してみたり、じぶんが正しいと思って、やり続けていることを止めててみることが中心のレッスンです。
これは、一瞬で治ることもありますし、少しづつ偏りを戻していくことでレッスンが終わっていきます。
偏りが修正されて、ニーュートラルになっていくと、以前に出来ていた時の感覚が戻ってきます。
これが多くの方がレッスンを受けに来る時のパターンですが、更にもう一つの方法がありそれこそがレッスンの効果が高い方法になるのです。
その方法とは?
「好調の時ほどレッスンを受けると効果が大きい!」
多くの方は問題が起きた時にレッスンを受けにきます。
「当たらない」
「飛ばない」
「曲がる」
など本人が「問題だ!」「どうにかしないと」と思った時に行動します。
この行動には、本を読んだりして自分で試行錯誤する方もいれば、身近な人に聞く、教わるという方もいます。
その選択肢の一つとして「レッスンを受ける」という行動もあります。
しかし本人が「問題だ!」「どうにかしよう」と思わないと行動しない方がほとんどです。
しかし、レッスンの効果が大きく出るのは「好調な時」なのです。
これは会社経営などで考えるとイメージしやすいと思いますが、経営に問題がある時にコンサルタントなどに相談して、そこから改善していく時には、まずは現状の把握から問題点を修正していくことにエネルギーを注ぎます。
いうなれば、マイナスからスタートしてゼロに戻し、そしてプラスに向かって進んでいく感じです。
今起きている問題をどうにかすることにエネルギーを注ぐのです。
これをゴルフで考えると、「いま当たらない」「いま曲がっている」「いま飛ばない」というのを、「どうにか当たるようにする」「どうにか真っ直ぐ飛ぶようにする」「どうにか飛ぶようにする」という感じです。
そこに時間と労力を使い、やっとマイナスから人並みのイーブンに戻るようなものです。
これとは逆に「今は問題がない」「いま好調である」そんな時にコンサルを受けたらどうでしょう?
そのプラスを使って、新しい展開を進めたり、事業を拡大させるアドバイスが受けられます。
ゴルフレッスンでも、現状が不調な時には偏りを減らしニュートラルに戻すことに時間と労力を使います。
しかし好調の時にはそれに使う時間や労力を新たな技術に使えるのでレベルアップできるのです。
また、好調の時は身体の状態もニュートラルなので、新しい動きを取り入れやすいのです。
ニュートラルな時は、身体の動きを感じる力も高いのでどんどんレベルアップしていきます。
不調だと当てるのにすら苦労している状態なので、新しい動きをすると空振りしかねないくらいのことも、好調だと容易くできるのです。
問題が起きてから相談する、レッスンを受けるのではなく、問題がないときにこそ相談する、レッスンを受ける。
これ覚えて実践してください。
もちろん問題が起きている時にも、問題が大きくなる前に、できるだけ早く相談することも大切です。
つまりは、どんな時でもレッスンを受けるといいですよという話でした(笑)
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